『東京棚田フェスティバル』 (2) 椹平の棚田
土曜日の棚田フェスティバル用に音楽CDを作成中です。写真の準備じゃなくて、音楽CDの準備をしているというのは、俺らしいと言うべきでしょうか。
このCDは、オリジナルの音楽CDで、過去何度もこのことについては宣伝しているので、あらためてしませんが(またか?といわれる。知りたい人は、「写真」と「音楽」(2006/6/28))、まったくの手作りなので、レコーディングも、ジャケット印刷も、袋詰めも、うちでやっています。いわゆる家内工業です。ハイテクを使ったローテク音楽CDです。
写真の方はというと、パネルも梱包できたので、金曜の搬入時着になるように送るだけです。それとスライドショー用のファイルもほぼ完成。
昨日の記事にコメントをいただきましたが、山形県朝日町の「ササマギ」を持ってきてくれるのは、椹平(くぬぎだいら)の棚田で活動している「棚田ママの会」メンバーの方たちだそうです。
この「棚田百選」にも選ばれている椹平の棚田には、展望台があって俯瞰することができます。全国の棚田140ヶ所以上巡りましたが、これだけ全体を見渡せるところは、数ヶ所あるかないかでしょう。俺も地元出身だから贔屓目に見ているかもしれませんが、「棚田」を感じるにはやはりいい所に違いありません。
棚田は、規模の大きさもさることながら、展望できる場所があるかどうか、立地条件の良し悪しで、その棚田の持っている「ちから」がかなり違ってきます。この場合の「ちから」というのは、あくまでも観光地として、「観光客を引きつけるちから」という意味ですが。面積的にいくら大きくてもだめなのです。全体を見渡せてはじめて「すごいなぁ」、「これを人間が作ったのかぁ」と人を感動させるのではないかと俺は考えています。
それと、これはここだけではありませんが、豪雪地帯の棚田を見ると、人間のコメに対する熱い思いを感じます。暖かい土地で生まれた稲作は、数千年(もっと早い時期という説もある)かけて、人間が工夫と努力を積み重ねてきた結果、とうとうこういう豪雪地帯でも可能になりました。ほんとに溜息が出てしまいます。
上に掲載の写真は、その椹平の冬の棚田です。
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コメント
コメントありがとうございます。
棚田のファンのひとりとして、自分の写真が何か役に立っているならば嬉しく思います。
これからも、よろしくお願いいたします。
投稿: あおやぎ | 2006/11/13 19:19
棚田フェスティバルお疲れ様でした。青柳さんにお会いできて嬉しかったです。
こんなにも多くの方々が「棚田」を知り、理解し、応援してくれていることに感激し、まだまだ、ますます、頑張らなきゃ!という気持ちで帰ってきました。
これからも棚田の感動写真を楽しみにしています。ありがとうございました。
投稿: 棚田ママの会 | 2006/11/13 10:16
佐藤さま
コメント、ありがとうございます。
東京棚田フェスティバルでは、よろしくお願いいたします。棚田の良さを知ってもらういい機会になればと思います。盛り上がるといいですね。ササマギ楽しみです。
投稿: あおやぎ | 2006/11/09 09:28
神秘的な棚田の写真、載せて頂いてありがとうございました。
私は、水土里ネット朝日町(朝日町土地改良区)というところで仕事をしながら、椹平棚田保全活動推進委員会や棚田ママの会の事務局をしている者です。なかなか冬の棚田を写したものがなくて・・・日常的に見ている冬景色もこんなに神秘的に感じることができるんですね。(冬は苦手ですので・・・)
今度の東京棚田フェスティバルにも、ママの会と一緒に参加します。
いま、この地域では、棚田保全を起爆剤に元気が出てきていることを肌で感じながら、なんとかこの景色を守っていきたいなあ~と思っています。 ありがとうございました。
投稿: 佐藤美和子 | 2006/11/08 15:00
「あおやぎ」さん。きれいな写真をありがとうー(^_^)/
母ちゃんたちにも見せまーす。
投稿: ○り | 2006/11/08 14:42