初詣は、インターネットで参拝
初詣は、ネット上のバーチャル参拝で済ませる人もいるんですね。
神社のネット参拝 神社本庁が注意喚起
全国約8万か所の神社を包括する神社本庁が、全国の神社に対し「信仰の根幹に関わる問題だから、もう一度考えていただきたい」と注意を喚起、ちょっとした論議になっている。(J-CASTニュース http://www.j-cast.com/2006/12/25004582.html YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20061218nt06.htm 参照)
この記事の中で取り上げられていた愛宕神社を「参拝」してみました。そしたら、どーってことないものでした。こんなんだったら、電網写真館のトンパ文字のページと大差ないでしょ? おみくじもあるし、スロットマシーンまであるんだから。
遊び心で、便利なように、身近に感じられるように、流行に乗ってネット化するというのも面白いじゃないですか。信じる人それぞれですからね。ネット参拝で「ご利益がある」と信じる人にとっては「ある」んだし「ない」と信じる人にとっては「ない」んです。
とても重要なこと、例えば、神前結婚式するのに、パソコンを立ち上げて神社のホームページを開き、それを前に式を挙げるカップルは(今のところ)いないでしょう。要するに、参拝したとしても、どうでもいいような程度の参拝の時だけだと思いますよ。
他人の信仰心はわかりませんので、ここではあくまでも「俺はこうする」と言うことしかできません。
「参拝した事実」がほしいのならネット参拝で済むのでしょうが、俺は、あのキリキリする冷たい空気を吸って、神社という(俺にとっては)非日常の場に立つことで、気持ちを新たにしたいと思っています。そのためには体を使うことが必要だから、実際に出かけて行って、甘酒や焼きそばを食べて胃袋を使わなければなりません。ネット参拝では、ものたりない。だから、ネット参拝には、あまり価値を見出せません。
でも、そういう信仰心の問題だけではなさそうです。
もし、バーチャル参拝が、正式に認められてきたら、きっと出てくるんでしょうね。「お賽銭」が「振込み」を指示するものだったりするページが。「あっ、これはアレと似てるなぁ」と思ってしまうのは、俺ばかりじゃないでしょう? 新手の振り込め詐欺。神社本庁は、それを恐れているのかもしれませんね。あるいは、お賽銭が集まらなくなるとか。
初詣に行ってみたものの・・・「初詣の雰囲気」(2007/01/02)
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