カンボジアで19年ぶりで発見された行方不明の少女
ロチョム・プニンという少女が、19年前、水牛の世話をしている最中に行方不明になり、最近ジャングルから出てきたところを発見されたというニュースがありました。
19年ぶり発見の娘…半分野生化 カンボジア
(Yahoo!ニュース - 産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070119-00000015-san-int 参照)
狼や猿に育てられたということではなさそうです。女性が発見されたのは、首都プノンペンの北東350kmにあるラタナキリ州です。でも、カンボジアのジャングルは深く、こういうこともあるだろうなと思わせる場所ではあります。食料は自分でとっていたのでしょうか。
こういう「狼少女」とは違いますが、直立歩行するが人間ではない霊長類、いわゆる「雪男」「野人」の話があります。ネパールの「イエティ (yeti)」、中国の「野人」は有名ですよね。
俺は、今から10年以上前ですが、雲南省昆明で『野人展』というものを見たことがあります。入場料5角か1元払って展示室の中に入ると、いろんな写真パネルや、新聞記事のパネルや、地図などが展示してありました。
それと、神農架(野人のメッカ、湖北省の深山)で発見されたという足型の石膏(長さ40cmくらい)、長い赤い髪の毛なども展示してありました。
そして、次の展示室に入って驚いてしまいました。ビデオが流されていたのですが、なんと、それが「川口浩探検隊」の番組だったのです。例の「隊長!」という番組です。これを「報道番組」としてまじめに紹介している中国って、すごいなと思いました。(後日、中国の科学番組でも、この「川口浩探検隊」を引用していて、ますますすごい!と思ったのでした)
パネル展示に戻って詳しく見ていると、雲南省でも「野人」発見の報告があり、とくに、ミャンマーとの国境、雲南西部で遭遇したというワ族のおじさんの写真とインタビュー記事に興味を持ちました。
二足歩行し、背が高い人間のようだけど、人間ではない動物「野人」と遭遇し、おじさんは驚いて逃げたらしい。でも、「待てよ」と俺はそのとき思ったのです。もしかしたら白人バックパッカーではなかったのでしょうか? 彼らは上半身裸になりますからね。それと髪の毛が赤い人たちもいるし、体格も大きいし、ジャングルで、彼らと出会いがしらで遭遇したら、俺だって、びっくりして逃げたかもしれません。
まぁ、それは冗談としても、とにかく、東南アジアのジャングルには、まだ何があるかわからないと思わせるような雰囲気があります。人間を生かしてくれる包容力と、人間を畏れさせる厳しさと、同時に持っているような気がしますね。
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