初詣の雰囲気
この前、インターネットでバーチャル参拝では物足りない、などと書いたのでしたが、まぁ、バーチャル参拝も悪くないかも、と思ってしまいました。
というのも、元旦初詣にいったのは、西東京市の、とある神社でしたが、境内に鳴り響くアナウンスの声がうるさくて、まったく興ざめだったからです。
「横7、8人で並んでください」「うしろを詰めてください」「次の人たちに続いてください」「右によって」「左が開いています」だの、「お賽銭は出しておいてください」「財布のチャックは閉めてください」だのと、とにかくうるさくて、厳粛な気分になるなどほど遠く、ほんとにがっかりしてしまいました。
しかも、おみくじさえも、巫女さん(バイトだとしても)ではなくて、警備員のおっさんが仕切っていて、お金を渡すと、木の筒を渡されました。出てきた棒には「26」の番号。札を見てみると「吉凶何とかかんとか」。吉と凶とが両方現れるらしい。「人に疑われるが、それを晴らさないと災いが起こる」とも書いてありました。なんでしょうか? 何を疑われるのでしょうか? まったく幸先が悪い。せっかく気持ちを一新して、写真活動をやろうとしていたのに。
もちろん、警備の仕事を依頼されたこの警備会社に個人的恨みはないし、文句を言ってもしかたないですが、神社側には、初詣というものの雰囲気作りにもう少し気配りが欲しかったですね。「行けばいい」というだけではないように思うので。行ってもしかたないなどと思い始めたら、みんなネット参拝者になってしまいますよ。
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コメント
コメント、ありがとうございます。
バンコクでは爆弾テロがありましたね。大丈夫だったでしょうか?
正月、街を歩いて、国旗を見つけたとき、新鮮な感じがしました。それだけ久しぶりに「生で」見た、ということなんだと思います。
タイもそうですが、外国では、しょっちゅう見ますが。
投稿: あおやぎ | 2007/01/03 18:23
新年明けましておめでとうございます。
国旗、私の住んでいるタイでは、毎日のようにタイの国旗を目にしますが、日本では見かけることがなくなりましたよね。
私が子供の頃は、祝祭日は、国旗を掲揚していたのに。
投稿: toshi@タイ | 2007/01/03 10:15