中国青海湖の鳥インフルエンザ
鳥インフルエンザの問題がまた起こりました。
ちょうど、そのまんま東あらため東国原(ひがしこくばる)英夫氏が宮崎県知事に当選したニュースと重なってたいへん大きく報道されました。
東国原知事の最初の大きな仕事は、現場の視察。車で行ったのですが、あとで、防災用のヘリコプターがあったことが判明。どうして教えてくれなかったのか?という知事の質問に、修理中ですから、と言い訳をした担当者。このやり取りからだけでも、「敵陣」に飛び込んで仕事をしなければならない知事の難しい立場を垣間見たようです。
東国原知事のことは、またあらためて書くことにして、鳥インフルエンザに戻りますが、その後、岡山県にも飛び火しました。
「カモが犯人」説浮上 糞から鳥インフルのウイルス
(asahi.com http://www.asahi.com/health/news/SEB200701260015.html 参照)
中国の青海省にある青海湖は、渡り鳥で有名で、「鳥島」があります。真ん丸い、お椀を伏せたような島です。この島を中心に、何千羽という渡り鳥がやってきます。鳥インフルエンザなど聞いたこともなかったころですが、3回ほど行ったことがあります。
ここからアジア各地に渡り鳥が飛んでいっているらしいのです。なので、アジア各地に感染した渡り鳥がインフルエンザを伝える危険性が指摘されています。2005年には渡り鳥が大量に死亡し、H5N1型鳥インフルエンザウィルスが検出されました。
青海湖はいいところなんですがねぇ。中国最大の塩湖です。俺はメコン河源流を目指す前、高度に慣れるために、湖畔の村に3泊して、近くの山にハイキングにいったりしました。湖面がすでに海抜約3200mなので、周りのちょっとした山に登るだけで4000mの「登山」になってしまうのですが。
湖には、ここにしかいないという「煌魚」という鱗のない魚もいて、けっこうおいしかったですね。干物を売っていました。
今はどうなんでしょうか。この件で、観光客が少なくなっているのかもしれません。
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