佐賀県クリークの旅 (5) 吉野ヶ里遺跡
吉野ヶ里遺跡のゲートを入ると、広大な敷地が広がっていました。ずいぶん広いなぁというのが第一印象。
インドネシア・ボロブドゥール遺跡も、ゲートから遺跡までかなり歩いたことを思い出しました。りっぱな公園として整備されていて、ちょっとやりすぎ?と、感じないこともありませんでした。もちろん、これは好みの問題であるかもしれないので、この整備された公園の方が「歴史」を感じる人もいるのでしょう。それはわかりますが・・・。
吉野ヶ里遺跡には、ふと同じような匂いを感じてしまいました。もちろん、遺跡そのものは、すごいなぁと思ったし、当時の人たちの暮らしぶりに思いをはせることができたので、それなりに楽しめたことは言うまでもありません。
当時は、有明海(もちろんそんな名前じゃなかったかもしれませんが)の海岸線がこの近くまで迫っていたといいます。だから、おととい、ブログにも書いた「有明物」を食していたのでしょうね。「くちぞこ」や「わらすぼ」などです。
「わらすぼ」を初めて「食べてみよう」と考えた人は、どういう人だったのでしょうか。ここの人たちは、もう食べていたのでしょうか。まぁ、「エイリアン」と似てるグロテスクな姿と感じるのは、今の文化の感覚であって、昔の人には「かわいい」と、いやそれよりも「おいしそうだ」と映っていたということなのでしょう。
(つづく)
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