展示写真から 今日の一枚 (2) バリ島の「田毎の月」
今日は、インドネシア・バリ島の棚田です。
聖なる山、アグン山の噴火によってできた島の、いたるところが棚田です。この写真は、満月の夜の、バリ島東部ティルタガンガの棚田です。
このあと、もっと暗くなってから「田毎の月」が現われました。「毎」といっても、水面に映る月もひとつだけなのですが。
「田毎の月」という言葉から連想するのは、田んぼそれぞれに全部月が映るイメージですが、実際はそうなりません。でも、なぜそういうイメージが生まれたかというと、実際この場に立ってみて気がつきました。
自分が動けばいいんです。そうすれば、全部の田んぼに月が映ったのを見る(体験する)ことができます。だから、「田毎の月」は、「見るもの」というよりも「体験するもの」なんだぁと思いました。
写真ギャラリー「田毎の月 & 田毎の星」(◆オリザ館(アジアの棚田)◆)
田毎の月 The moon reflecting in the individual rice fields (YouTube)
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コメント
高山さん
コメントありがとうございます。
棚田は季節ごとに違った表情を見せてくれます。だから飽きずに何度も訪ねてしまうんでしょうね。
ちなみに、写真展ですが、来週は、水曜、土曜、日曜日、会場にいる予定です。
投稿: あおやぎ | 2007/07/01 07:52
久々に先生のアドレス開きました。お元気であちこち歩いているんですね。逞しくも羨ましくも、誰にでもできることではありません。
「棚田を歩けば」写真展を開催中とのこと、早速拝見させていただきます。元陽の旅は最高の条件に恵まれ良い思い出です。その後秋の収穫期に行きましたが、イメージが全く違って驚きました。
この秋にヒマラヤ撮影に挑戦してこようかと思っていますが、果たして実現するか?夏、富士山に登って試してこようと思っています。
展覧会作品楽しみに。お元気で。
投稿: 高山昭夫 | 2007/06/30 20:18