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2007/08/10

今、何かと話題のモンゴル(5) 大草原のモンゴル族 1

070810
ハイラルのナダム祭りは3日間続きましたが、閉幕式が終わった翌日、今度はバスで郊外に出てみました。

大草原の中に、モンゴル族、エベンキ族、ダフール族などが住んでいます。

あるモンゴル族の村でバスを降りました。食堂兼売店があったので中に入っていくと、数人のモンゴル族のおじいさんたちが、朝から酒を飲んでいました。

日本語を覚えている人も多く、ポンポンと日本語の単語が飛び出します。「ヤポン(日本人)か?」と言って、手を握り、いきなり手の甲にキスをしたおじいさんがいました。モンゴル族のあいさつでしょうか? それ以上の意味はなさそう・・・。

そこで知り合った村の村長(といっても45歳くらい)の、ハムスロンさんといっしょに、10数kmはなれた「草原のレストラン」まで遊びに行くことになりました。

途中、村長の知人の家に寄りました。1軒目は、レンガ作りの家で、ミルクを飲ませてくれました。ロシアの影響なのか、意外と家の中が洋風で驚きました。中国人(漢族)の家とは、あきらかに違います。

2軒目は、伝統的なゲル(天幕住居)の家。「ゲル」のことを中国語で「パオ」といいます。木のフレームを組み立てて、屋根と横の部分をフェルトで覆います。ここではありませんが、以前、新疆のカザフ族のユルト(カザフ語ではゲルのことを「ユルト」と言います)の組み立てを見ていたことがあります。家族5人で半日かけて、1軒のユルトが完成しました。

ここの主人は、荷車を引く馬車まで用意してくれました。3人で馬車に乗って、ゲルのレストランがある丘へ。眺めのいい丘で、そこからは、牧畜民とたくさんの馬たちが、川に入っているのが見えました。(↑の写真)

どこまでも続く緑の草原と雲。吹き渡る風の気持ちよさ・・・。

ところで、こういう環境で育った人間が、都会のマンションの1室でじっとしていなければならない「苦痛」は、俺もわかります。でも、「苦痛」があるから、「処分」になる。朝青龍には、そこをわかってほしい。そして復活してほしい。

でも、結局、「病気」と診断してもらって、療養のため(今度こそ仮病ではなく)モンゴルに帰ることになるのでしょうか。もし来週、同じ便に乗るようなことがあれば、よろしくね。

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モンゴル国へ行ってきました。朝青龍の関連会社経営の宿泊温泉施設がありました。(2007/8/28)
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Ya_2「モンゴル国に行ってきました (3) 朝青龍の母国」

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