今、何かと話題のモンゴル(2) 伝統的な祭り「ナダム」
内蒙古自治区ハイラル(海拉爾)でも、夏には、モンゴル族の伝統的な行事、「ナダム」が開かれます。
ナダムは「娯楽」を意味するモンゴル語で、一般的には7、8月に行われます。もともと、ナダムは屈強なモンゴル人たちが武力を競う場でした。競技は、相撲、競馬、弓(アーチェリー)で、「男の3種の娯楽」と呼ばれました。
モンゴルの首都ウランバートルでは今年、7月11日、「ナダム」の開幕式が行われたそうです。(朝青龍がサッカーでヘディングシュートを見事に決めた試合は、ナダム祭とは関係なかったのかな?)
ハイラルでは、モンゴル族ばかりではなく、エベンキ族、朝鮮族、漢族が一同に会し、物資交流会を兼ねた大運動会が開かれたのでした。
草原で繰り広げられる「ブフ」(日本ではモンゴル相撲と呼ばれる)。(↑に掲載の写真)
モンゴル相撲は、13世紀のチンギスハーン時代に、兵士の鍛錬のために行われたという説があります。日本とはちょっと違っていて、土俵というものがありません。
モンゴル国の「ブフ」は、肘・膝・頭・背中・尻が地面に着くと負け(手をついても負けにはならない)。 一方、内蒙古(中国側)の「ブフ」は、足の裏以外の部分が地面に着いたら負けになる。(wiki ブフ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%95 参照)
日本とはルールが違います。押し出しとかはないので、投げ技が見ごたえありますね。
朝青龍も子どものころからモンゴル相撲をしていたんでしょうね。
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