モンゴル国に行ってきました (1) ウランバートル
モンゴル国から帰りました。
10日間ほど休みましたが、今日からブログを再開します。
モンゴル取材内容についての詳しい話はできませんが(雑誌が出るとき、あらためてお知らせします)、モンゴルの印象を何回かに渡って書いていきます。
まず、首都ウランバートルの第一印象から。
空港から市内までは、車で約25分ですが、空港を出るとすぐ草原になります。「モンゴルは草原の国」というイメージを裏切らない風景が続くので、かえって驚くくらいです。
市内が近づいて一番初めに目に飛び込んできたのが、大きな煙突でした。石炭を使った火力発電所の煙突。こんな首都の近くに発電所があるのに驚きます。(しかも、あとでわかったのですが、3ヶ所くらいありました)
市内に入ると、ロシア風のビル。どことなく社会主義の匂いが残っています。(1992年、モンゴル人民共和国からモンゴル国へと国名を変え、社会主義を放棄しました) 看板に書いてあるモンゴル語はキリル文字なので、なおさらロシアのようです。そしてあちこちで、新しいビルが建設中でした。
ウランバートルは、メインストリートに、しゃれたレストランや店も並んでいるし、旧国営百貨店の「ノミンデパート」も店内は明るい雰囲気で、輸入電化製品、化粧品、食料品などが並び、予想以上に都会的でした。
でも、ビルとビルの間にゲル(天幕住居)が建っていたり、郊外の住宅地にもゲル街があって、そこだけは「さすがモンゴル」。(市内のゲルは、馬乳酒を飲ます飲み屋らしい。時間がなくて入れませんでしたが)
でも、街並みや匂いは違っているけれど、世界中、都会はやっぱりどこも同じような方向に変化していくんだぁと思いました。
↑に掲載の写真は、「ボルド(BOLD)」という男性歌手の看板。モンゴルの伝統的な音楽ではなくて、ポップスです。今週のCD売り上げベストテンに入るくらいの人気歌手らしい。その音楽をちょっとだけ耳にしたのですが、てっきり女性歌手だと思ったら、違いました。その歌声は女性のようで、やさしく、耳ざわりのいいものでした。なかなかいい曲なんです。もともと4人のグループを抜けて(解散して?)、ソロになったら売れ出したとのこと。
「モンゴル国に行ってきました (2) 草原、草原、また草原の道」
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