「代理旅行家」という新しい仕事 (3)
まさか代理旅行に、こんなに反応があるとは思わなかったので、調子に乗って今日も、代理旅行について続けます。
今日、このブログを読み出した人のために、もう一度説明しておきます。代理旅行家とは、お金はあるけど、身体的理由や時間的理由で、旅が、したくてもできない人に代わって、旅をしてあげる仕事のことです。
代理旅行家は、旅・旅行をするだけで、お客さん(依頼者)を満足させなければなりません。だから、多少のテクニックはいります。まったくの初心者的旅のしかたではいけませんが、かと言って、あまりにも旅慣れすぎている旅のしかたでも良くないでしょう。もちろん、どんな旅をしてほしいかは、お客さんしだいなので、それに合わせはしますが。
自慢するわけではありませんが(といって自慢ですが)、若いころからずっと旅をしてきて、いろんなレベル、タイプの旅のノーハウはあるし、「俺が旅を楽しむ」自信はあります。これこそ「天職」かなぁ。
「旅 travel」は「トラブル trouble」と言われるくらい、旅にトラブルは付き物で、それがまた旅の醍醐味でもあるのですが、「トラブル」があった場合は、内容によりますが、追加料金をいただきます。そのかわり、思い出深い旅になるわけですから、安いもんでしょう。
ところで、たとえば、こういう依頼は引き受けられません。何かブツを運ぶこと。これは運搬業になるし、なんかヤバいものを運ばされるのは嫌です。
あと、「これを買ってきてくれ」とかいうのもどうでしょうか。みやげ程度ならいいですが、中東の国へ行って、石油の採掘権を買ってきてくれなどという依頼も(来ないよね)、ダメです。あくまでも、「俺が旅を楽しむ」ということから外れてしまっては、代理旅行家のプライドに関わります(そんなもん、あるのか?)。
それと、昨日のTAKAさんからのコメントで気がついたのですが、かなり命がけの場所や紛争地帯ですね。それも断るかもしれません。
あとは、旅の仕方として、サハラ砂漠をマラソンしてくれとか(疲れるから嫌だ)、南極を犬ぞりで横断してくれとか(極地旅行のノウハウを持ってない)、1日1ドルで旅してくれとか(低予算過ぎ)、こういうのもお断りします。
まぁ、いいでしょう。とにかく、新しい仕事だし、どんな依頼、お客さんが来るかもわかりません。そこは臨機応変に対応したいと思います。「応相談」というやつですね。なるべくお客さんの希望に添えるようにがんばります。
ただ、これはボランティアではなくて、あくまでも仕事なので、予算しだいともいえますね。ところで、確定申告で、「代理旅行家」という職業、認められるんでしょうか。
代理旅行のブログを新しく作りましたので、どうぞこちらからお申し込みください。
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コメント
ともえさん
お墓参りの代行サービスのこと、聞いたことあります。それじゃぁ、旅行の代行サービスもOKかな。
でも、あらためて考えてみると、「お墓参り」の代行なら成立するのに、「旅行」の代行は、難しいのはどうしてでしょうかね。どちらも、「やってもらうと気持ちが晴れる」のは同じような気がするんですが。
投稿: あおやぎ | 2007/09/14 08:09
お墓参りの代行サービスが結構需要があるみたいなんですが、
旅行の代行サービスも認められてくれないかなあ。と。
投稿: ともえ | 2007/09/13 10:42