ミャンマーのヤンゴン、デモ隊と治安部隊が衝突
この何日間か、きな臭いニュースが流れていました。そしてついに、ミャンマーのヤンゴンで、僧侶たちのデモに対する規制が始まり、騒乱状態になっているようです。
ミャンマーデモ、治安当局が僧侶らを殴打・騒乱状態に
(NIKKEI NET http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070926AT2M2601E26092007.html 参照)
ミャンマーは長年軍事政権下にあり、なかなか民主化しません。アウン・サン・スー・チーさんが軟禁されて、4年4ヶ月過ぎましたが、僧侶たちに返礼する彼女の姿が公開され、3、4日前ニュースになりました。
3年前、ミャンマーを1ヶ月弱旅しましたが、風景は美しく、人が素朴で、欧米文化に毒されていず、正直「いい国」だと思いました。でも、そのことは、「民主化していない」ことと無関係ではありません。皮肉なことに、軍事政権下の半鎖国状態は、ミャンマー独自の伝統文化を残す結果になっている側面もあります。
外国人旅行者が「いい国」と言っているミャンマーは、住んでいる人たちにとっては、「不自由な国」として不満を持たれています。
今回の軍事政権に抗議するデモは拡大するのでしょうか。ただならない胸騒ぎがします。
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