映画『ウルガ』のオリジナルサウンドトラックCD
欲しい、欲しいと思っていた映画『ウルガ』のオリジナルサウンドトラックCDを、先日、ある人から、手に入れることができました。
その人の奥さんが当時、『ウルガ』の配給会社に勤めていたらしく、そんな偶然から、また『ウルガ』の音楽に再会することができました。ありがとうございました。
音楽を担当したのは、エドワルド・アルテミエフ。『ウルガ』の映画監督ミハルコフや、タルコフスキーの映画作品の音楽を担当してきた作曲家で、1980年モスクワオリンピックの開会式でのカンタータも彼の作品だそうです。
モンゴル国へ出発する前日、映画について書いているので、こちらでどうぞ。
「今、何かと話題のモンゴル(8) モンゴルの草原といえば、映画『ウルガ』」(2007/08/14)
音楽を聴いて、当時のことが懐かしく思い出されました。映画『ウルガ』のこともそうですが、撮影に熱中していたメコン河のことなど、もろもろです。
どことなく切なくなる音楽です。泣いてもいいんだよ、と言われている、みたいな・・・。柄にもない? 気持ちワリい? (ですよね・・・) でも、何と陰口をたたかれてもかまいません。ホントウに、泣けてきます。
音は、心に訴えかけるのが、直接的です。空気の振動という物理的な力が、直接耳の中の敏感な部分を刺激するのだから、エネルギー量がそもそも大きいためかもしれませんが。(適当に言ってるだけですよ。信じないでください)
あのゆったりとした時間の流れ方は、モンゴルの大草原と大河メコンで、共通するものがあるようです。音楽を聴くと、メコン河の風景が思い浮かぶのも、俺にとっては自然なことなのでしょう。
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