« 「代理旅行家」という新しい仕事 (5) | トップページ | ブログは俺のウンコだ! »

2007/09/17

「代理旅行家」という新しい仕事 (6)

070917
代理旅行家について書くのは、昨日で終りだったはずですが、今日も書いてしまいます。

あまり本気になって、「遊び」ではなくなるのも、どうかなぁと思う、といったことについて、前に触れました。

極端に言うと、すべてが何かの意味づけがなされて、がちがちに固まってきたこの世界が、時々、息苦しくてしかたないことがあります。だから自由な「遊び」が欲しい。

個人的には、自分が「写真家」になってしまったことでの、不自由さを少し感じるのです。その「写真家」という枠が自分を縛り始めているようです。そこから抜け出したいと思うこと。それがここ何日間かブログで書いてきた、「写真家の『間』」という言葉で表したいことなのかもしれません。

もがいています。あがきもあります。もちろん、俺は「写真家」と名乗るほうが、仕事をやりやすいことは知っているので、この肩書きを捨てるつもりもありませんが。捨てるつもりもないのに、「写真家」の枠を壊したいなどと言うのは、「自民党をぶっ潰す」と言っておきながら自民党を守った誰かさんと同じかもしれません。ずるい、と言われれば、ずるいです。

でも、俺は正直、何者でもないし、何者にもなりたくありません。何物からも束縛されず、何物にもくっつかず、心は、「球」のような形をイメージします。それが理想です。

わかってもらえたでしょうか? わからない? そうでしょうねぇ。実は、俺にもよくわからないんです。

でも、少なくとも、こうやって代理旅行家などという、半分冗談ぽいことを書いていることで、心は落ち着いて、「球」に近づいているような気分に浸れるのです。「書く」という行為にも、何か精神的な安定化作用はあるんでしょう。写真を撮ること、絵を描くこと、音楽を作ることと同じように・・・。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ランキング参加中。クリックして1票お願いします。
Banner_01にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ

|

« 「代理旅行家」という新しい仕事 (5) | トップページ | ブログは俺のウンコだ! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「代理旅行家」という新しい仕事 (6):

« 「代理旅行家」という新しい仕事 (5) | トップページ | ブログは俺のウンコだ! »