和太鼓奏者、富田和明参上! (1) 富田さんとは中国で出会った
和太鼓奏者、富田和明さんの30周年コンサートがあります。
富田和明 太鼓芸能生活三十周年記念 東京公演
あの音が聞こえる~道行きの太鼓
『千客萬來』
2007年10月5日(金)夜7時 開演(ロビー開場5時半・客席開場6時半)
会場/カメリアプラザ3F・カメリアホール
チケットなど、詳しくは、こちらのホームページでどうぞ。
http://www.tomida-net.com/tokyo30kinen.html
富田さんとは、18年ほど前、中国で出会って以来の友人です。初めて会ったのは、貴州省安順の公共バスの中でした。当然、富田さんは、人民服を着ていた俺のことは中国人だと思ったようですが。そのバスで、貴陽の町までいっしょに行ったのでした。そのとき、富田さんは、中国に留学中でした。
その後、日本にいったん帰りますが、12年間を過ごした新潟県佐渡の鼓童を退座して、ふたたび中国語や中国民族打楽器音楽を勉強するために北京に留学しました。
北京のあとは、延辺大学で朝鮮語などを学びました。北京と延辺の留学時代の日記は、それぞれ単行本として出版されています。
帰国してから、音楽活動を再開しました。その独特のステージにはユーモアがあふれています。とくに、中国語と朝鮮語を流暢にあやつるトークは、「長い」というクレームは一部あるようですが、おもしろい。富田さんは話術に長けています。もちろん、和太鼓には魂がこもっています。外国へ出て、自分の「和」の要素を再認識した結果だと、俺は思っていますが。
今度の公演も、人を飽きさせないサービス精神旺盛なものになると、期待しているところです。
興味のある方は、10月5日、ぜひどうぞ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
| 固定リンク
コメント
富田さん
30周年おめでとうございます。続けることが一つの才能ですね。だれにでもできるわけではありません。今回も、しっかりと記録写真を撮らしてもらいます。
ところで、俺はバスの中では中国人には見えなかったですか? 中国人に化けていたつもりでしたが、バレてしまっていたんですね。
投稿: あおやぎ | 2007/09/23 09:42
青柳さんと初めて出会ったのは、ぼろぼろのバスの中でしたね。
でも中国人とは思えなかったので(日本人だろうと思ったので)、「こんなバスに日本人も乗ってるんだ~」と珍しく思って声を掛けました。
服は人民服でも荷物が違いますし、やっぱり眼ですかね。
環境によって人間は眼差しが変わってくるのだと思います。
青柳さんの目は、やはりバスの中で異質の眼でした。
あれは、1989年の確か2月。春節(旧正月)を迎える数日前でしたね。
時は巡って2007年10月5日、久しぶりに撮って頂くので楽しみです。
よろしくお願いいたします。
投稿: すててこどんどん | 2007/09/23 05:02