2007秋、車中泊の撮影旅 (15) 湯浅町のミカン畑、淡路島
10月22日、月曜日、晴れ
昨日の夕方、「道の駅 明恵ふるさと館」でブログをアップしたあと、まだ寝るには早いので、一仕事しようと、道の駅の青年に、近くにマクドナルドありますか?と聞いたら、自分もそっちへ行くので、後ろ着いてきますか?と親切にいってくれたので、連れて行ってもらった。車で20分、湯浅町にあった。旅先では、マックが仕事場だ。終わって、道の駅に帰る。
今朝、7時前に道の駅を出発直前、ちょうど昨日の青年がやってきてあいさつする。「昨日、無事に戻れました?」「わかりやすい道を帰ってきたので、何とか」
国道42号線、湯浅町手前にコインランドリーがあったので、洗濯。そのあと、県道20号線に入り、通学途中の学生をたくさん追い抜きながら、役場を探す。役場は、町の中心部の昔ながらの細い通りにあって、建物自体も昔のままで、かえって趣がある。
湯浅は、散策するのも面白そうな町だ。ここは、醤油発祥の地だという。鎌倉室町時代からの手作りの醤油があるらしい。
ここで、果樹園の場所を聞いた。それによると、町中がミカン畑だが、海と島とミカン畑がいっしょに見れる場所があるはずというので、その場所を聞いた。だいたいの場所さえ聞けば、あとは自分で探すしかない。
県道20号線に戻り、海沿いの道に出た。漁村のはずれに役場で教えられた寺があり、坂道を登っていった。ミカン畑が続く。収穫が始まっているらしく、地元の軽トラックがひっきりなしに通るので、車の駐車場所を探すのに一苦労した。
でも、上からの漁村とミカン畑の雄大な風景はいいね。山を一つ越した東側に見えていた町は、湯浅町だろうか。コーヒーを沸かして飲み、しばらくボーっと海を見ていた。今日は快晴で、気持ちいい。
坂を下り、県道に戻り、北へ。有田市、海南市、和歌山市などを通過し、国道26号線をずっといくと、大阪駅の近くまで行ける。そこで、国道2号線を左折し、神戸の方向へ。
明石市に着いたのは、午後4時40分。意外と時間がかかってしまった。淡路へ渡る「たこフェリー」は、次、5時10分発だった。所要時間は20分だけ。
出発して、西側を見たら、ちょうど夕日が海に沈んでいこうとしていた。いわし雲が出た。旅するカップルが、携帯で夕日の写真を撮っていた。淡路に着く直前、明石海峡大橋の下をくぐる。
フェリーを降りて、すぐ近くの「岩屋温泉」に来た。石鹸で髪を洗う昔ながらの温泉。浴槽は、3階部分にある。明るかったら、海も見える。お湯は良かった。560円。受付のおばさんによると、ここは30年前からやっているという。
休憩できるちょっとしたロビーは、近所の人たちの憩いの場でもあるらしい。酔っ払って風呂に入ったおやじが、ふらふらで着替えていたり、なんだか面白い雰囲気だ。俺は、半分は理解できないその会話を耳にしながら、このブログを書く。耳が慣れないと、同じ日本語でもよく聞き取れないということがあるんだね。
明石海峡大橋のふもとにある「道の駅 あわじ」に泊まる。温泉は、圏外なので、道の駅からアップする。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
| 固定リンク
コメント
今、愛媛県です。
あとは、香川県。そして帰ります。
投稿: あおやぎ | 2007/10/26 19:24
和歌山からフェリーで淡路島へ渡られるのかと思っていたら、たこフェリーでしたか。淡路島の北部は棚田だらけですから是非見ていって下さい。道が細くて、しかも入り組んでいて分かりにくいのでご注意ください。もっともどこにいっても棚田ですが。
投稿: 棚田へようこそ | 2007/10/22 22:16