2007秋、車中泊の撮影旅 (5) 浜名湖、舞阪、渥美半島、伊良湖
10月12日、金曜日、晴れ
昨日の午後は、引佐細江(奥浜名湖)を見わたす展望台から下へ降り、細江から県道で南下し、浜名湖南端、舞阪まで。
ここに来たのは、海苔養殖場やいろんな漁法を撮るためだが、さすがに、海苔養殖場の場所はわからないので、役場で聞くことにする。応対してくれた職員は、いろいろと親切に教えてくれる。
海苔養殖場は弁天島周辺にあり、竹の杭のことを「海苔そだ」と呼ぶが、その「海苔そだ」を立てる作業が午前中にやるかも、という。他に、アサリ採りの仕事も、朝なら見れるはずという。なので、写真は、明日撮ることにする。
ということで、ついでに、役場で日帰り温泉を聞いたら、国道1号線を300mほど西へいったところに、弁天島温泉というのがあるというので、いってみることにした。
「開春楼」というりっぱなホテルで、入浴料1000円。露天風呂はないが、ゆったりした湯船に豊富な湯量が気持ちいい。疲れた筋肉が、ほぐれていく。ほぐれ過ぎて、ぶよぶよだ。(もう少し太りたいと思うほどだから、メタボじゃないよ) 脳みそもぶよぶよ。(こっちは昔から)
入浴後、湖に夕日が沈むのに気がつきながら(しまった! 写真を撮るのが間に合わない)、ロビーでブログを書く。量が多くて、書き終わらずに、近くのコンビニに移動。コンビに弁当食べながら、ブログを書き、ようやくアップ完了。一応、毎日アップすることにしているので(唯一の目標)、けっこう大変だ。
舞阪から国道1号線を7kmほど西に行ったところに、「道の駅 潮見坂」があった。今夜はここ。国道1号線沿いなので長距離トラックが多い。
休憩室で、鹿児島から来たという老夫婦と知り合った。彼らが鹿児島を出たのは5月。北海道まで行ってきて、これから関西、四国を回って、九州鹿児島へ帰るという。ほとんど半年間だ。仕事をしながら旅をしているという。
今回だけではなくて、何度も車中泊の旅をしているらしく、旅のノウハウをいろいろと聞く。最初のころは、いろんなところを積極的に回っていたが、今は、気に入った場所にけっこう長く滞在するようになったという。旅の仕方が変わってきた。
今まで、道の駅に泊まって怖い思いはしたことないという。「道の駅なら、大丈夫でしょう」といって笑った。
鍋とコンロを使った自炊をすすめられた。ご飯さえ炊けば、地元のスーパーで地魚の刺身でも何でも惣菜は手に入るので、安いし、栄養のバランスを考えて、やったほうがいいですよ、とのこと。外食やコンビに弁当ばかりじゃ、体に悪い。その通りなのだが、ちょっと面倒くさい。
彼らとは、またどこかで会いそうだ。
今朝は、まだ暗い5時に道の駅を出て、舞阪の弁天島に戻った。
昨日役場で聞いた、「海苔そだ」打ちの仕事を待ったが、小船も来ないし、仕事が始まる様子はなかった。赤い鳥居に日が当たってきたが、そこはいったん切り上げて、アサリ採りの場所へ移動した。水の深さは、腰の下くらい。湖の底に、カゴの付いた棒を突っ込んでゆする。そして入ったアサリを引き上げる。
道を挟んだ反対側は、水が深いようで、船の上から採っていた。道具は同じようだ。ただ、棒の長さは違うが。
もう一度、弁天島に戻ってみたが、やっぱり「海苔そだ」打ちはやってない。それで、先に進むことにした。地図を見ると、渥美半島が近い。突端までいってみることにした。伊良湖岬というところ。国道42号線を西に走る。周りは畑が多い。
岬の手前、10kmくらいから、「イチゴ」「メロン」の看板が目立つようになる。「日研農園」という看板が見えた。そこに「メロンジュース 冷やしメロン 400円」と書いてあったので、思わず止った。
メロンは甘くて冷たくてみずみずしい。1年中収穫しているそうだ。メロンを持った「マナカナ」の写真が飾ってあった。彼女たちもここで食べたようだ。(だからなんだというわけではないけど。最近、二人の顔が違ってきたよね。これも、関係ない話でした)
岬には、「道の駅 伊良湖クリスタルポルト」があった。フェリー乗り場でもある。土産物売り場や、レストラン、カフェが充実し、お客さんで賑わっている。
こういう場所、とても好きだ。「旅」の匂いがする。空港、駅、バスターミナルなどなど。だから、俺は予定時間よりも早く行くことが多い。「旅」の匂いをなるべく早く嗅ぐために。
道の駅で、ゆっくりとブログと仕事用の原稿を書く。今日は、早めだが、ここでブログをアップしておく。
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