2007秋、車中泊の撮影旅 (16) 明石海峡大橋、洲本市由良
10月23日、火曜日、晴れ
昨日、「道の駅 あわじ」に泊まったが、明石海峡大橋は夜、ライトアップされる。巨大な橋。よく、こんなものを造れるもんだと感心する。
考えてみれば、大学の卒業研究が、たしか(違っているかも)、金属材料の両端を固定したときの、揺れの解析みたいなものだった。こういう橋にも応用されているのだろうか。
それにしても、卒業してから20年以上たつが、だいぶ違う「道」を歩いてきたなぁと思う。かたや、橋を造る人間になり、かたや、その橋を不思議がる人間。
今朝、6時半に起きてから、橋の周辺を散歩した。気持ちいい朝。橋の下を昨日乗った「たこフェリー」も通る。大型船も何艘か通過した。岸には人が朝早くから20人ほど来ていて、釣りをしていた。
国道28号線を南に下る。広々とした風景の中を走る、快適な道だ。45分ほどで、洲本市に着いた。
ここから国道を外れて、県道76号線に入り海沿いを走る。市内から数km先に、目的地の由良がある。この由良港と、由良港を囲むようにある成ケ島を見渡せる「展望台」の標識があった。「展望台」というほどいいところではなかったが、他にないらしいので、ここから写真を撮る。(写真) 時間や時期を違えればまたいい写真が撮れるかも。
県道に戻り、先へ進む。人家もない山道。ジャングルのようなところを行く。突然、「ナゾのパラダイス」という看板。????
怪しい・・・。バブルで放棄されたテーマパークか何かかな?と思った。すると目の前に、「朝日テレビ探偵ナイトスクープ紹介」と書いたゲートが現れた。怪しすぎだー。でも、閉まってる。
その先、150mほどのところにドライブイン。通りかかったら、おばあさんが笑顔で、「いらっしゃい」という。それで車を止めてしまった。俺は、ばあさんの笑顔に弱い。
「ナゾのパラダイス」とはなにか、聞いた。「男女交合です」という。ますますわからなくなったが、まぁ、いやゆるそういったたぐいの展示物があるということらしい。これは有名(DVDも発売されている)だそうで、知ってる人は知ってる「パラダイス」なのだろう。
何年に一度、ちゃんと警察の監督も受けている。「これはOK、これは駄目」とか言われるらしい。こんなネット時代になったからこそ、アナログな場がウケているのかも。
でも、こういうものは、ひとりでまじめに見るものではないので(しかも、他の観光客もいないし)、入場料500円はケチった。それにしても水仙園といっしょに経営しているのが面白い。
経営者はおじいさん(草刈中で不在だった)らしいので、たぶん、そのおじいさんがアイディアマンなのかもしれない。他に「平家の資料館」なるもの(なぜか、入り口にはゴジラ?の石像)もある。
おばあさんは言った。この県道ができる前から水仙を作っていた。昔は、水仙を背負って山道を運んでいた。それを大阪に出荷していた。道ができてから、観光客が増えた。水仙の時期になると、観光バスもやってきて、大混雑するという。
「ナゾのパラダイス 立川水仙郷」の看板に、「3倍おもしろい」と書いてあったが、水仙より、3倍おもしろいという意味だろうか? でも、2倍でも4倍でもないんだなぁ。
ナゾのパラダイスを去って、10kmほどいくと、モンキーパーク(野生のサルがいるらしい)があり、さらに先には、別な水仙園、黒岩水仙郷があった。こっちは「普通」に見える。俺は、さっきの水仙郷の方が気になる。
鳴門海峡に到着。「道の駅 うずしお」へ。ここで、うず潮を見ることができる。時間的に、まだ4時間くらいあるようなので、それはまた、ということで、四国へ渡る。
でも、大好きなフェリーがない。他に方法がないので、全長1629mの大鳴門橋を渡る。道の駅から2kmほどのところに淡路島南インターがあった。そこから入って、りっぱな橋を渡り、四国は徳島県に上陸。鳴門北インターで降りた。わずか7分の高速道路。
鳴門市内にマックがあったので、昼食兼、ブログ書き。これから徳島市を抜け、山へ入るので、当分ピッチは圏外。ブログのアップができないので、今日は早めに、ここでアップ。
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