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2007/10/28

2007秋、車中泊の撮影旅 (21) 津賀谷の棚田、土佐町の棚田、満濃池

071028
10月28日、日曜日、晴れ

昨日は、吾北村(?)の「道の駅 R633美」に泊まった。でも、嫌な予感は、たしかにしたのだ。

やっぱり夜中、バイクが来た。10台くらい。広い駐車場を乗り回す。時々、集まっては、何か話し合っていたが、きっと、「安全運転の心得」とか、「エコドライブ」についての勉強会だったと思う。(な、わけないか)

とにかくやかましいんだよ! 俺の他3台の車はいなくなり、車は俺一人。でも、俺は眠かったし、面倒なので、動かなかった。どうせ集会も、長続きしないのは知っていた。実際、1時間ほどしたらどこかへ去った。めでたし、めでたし。

今朝は、そういうわけで、寝不足で、起きたのは7時半。頭痛がする。車中泊の旅の、唯一のリスクが、バイクかな、と思う。まぁ、でも、俺もだいぶ慣れてきたので、たいした問題じゃない。

国道439を東へ進む。看板が出ていた。「津賀谷の棚田」。棚田の看板を見たら、行ってみるしかないでしょう。村道を1kmくらい上がっていくと、集落があり、左手にだいぶ大きな棚田が開けていた。ハサ掛けされた稲もある。

一番上まで行ってみたが、途中、半分くらいは耕作放棄されていた。それでも、かなりりっぱな棚田だ。あれだけの看板を立てるだけはある。

この国道439号線沿いは、「棚田街道」と呼んでもいいくらい棚田だらけだった。だから、しょっちゅう止まって写真を撮るので、なかなか進まない。

藁ぼっちがたくさん見れるようになると、そこは土佐町。ひとつの谷に入り込んだら、けっこう棚田がたくさんある。「道の駅 土佐さめうら」で聞いてわかったが、土佐町は、知る人ぞ知る、棚田の町なのだという。俺は知らなかったが。

道の駅で、地図をもらい、土佐町の棚田見学。「高須の棚田」というらしい(写真)。とにかく広い。谷一面が巨大な棚田だ。藁ぼっちは、最近少なくなったと道の駅の人はいっていた。コンバインで稲刈りするし、肥料や牛の餌として必要だった藁がいらなくなったからだ。

それでも、かなり多いと思う。ずっと走ってきたが、これだけ残っているのは、土佐町に入ってからだ。

土佐町から、大豊町を経由。ここで一件あったのだが、時期はずれなので、それは撮影をやめて、国道32号線で、高松方面を目指す。途中、うどん屋で、遅い昼食。

満濃池のほとりに着いたのは、午後3時。たくさんの観光客がいる。

池に、龍(大蛇)が住んでる話は、このあたりでは普通に言われている話だそうだ。『今昔物語』にも「その池は弘法大師のその国の衆生を哀れがるために築き給へる池なり。池などとは見えずして、海とぞ見えけり。池の内、底ひ無く深ければ大小の魚ども量無し。また龍の住家としてぞ有りける」(看板より)とある。

龍は、アジアでは「ナーガ」として、水を司る神様としてあがめられている。満濃池は、このあたりの水不足を補ってくれる大切なもの。水に対しての関心の高さの表れでもあるだろう。

近くの「塩入温泉」に。500円。アルカリ鉱泉を沸かしたものらしい。湯は少し白い。肌がツルツルになった。

財田町の「道の駅 さいた」に泊まる。(ここにも温泉があった)


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