ミシュランのレストランガイド、新企画の提案
マック、おまえもか。
マクドナルドの一部の店で、消費期限切れのヨーグルトやサラダを出していたということが発覚しました。撮影旅行に出たときは、マックは俺にとっては仕事場になります。だからマックはなじみの店です。
だからというわけではないし、けっしてマックを擁護するんじゃありませんが、でもここまで来ると、ちょっとこの大騒ぎ、何だか不公平を感じないわけではありません。発覚しやすいところだけが、まるでスケープゴート状態になってきたような気がします。
こういうチェーン店やメーカーだけではなくて、個人経営の食堂やレストランや居酒屋はどうなんでしょうか。きっと、やっている店、たくさんありますよ。(昔働いていたある飲食関係のバイト先でもあったような・・・・) 消費期限切れの材料で料理を作って出されてもわかりません。熱を通しているなら、なおさらです。
今回、ミシュランのガイドブックで星をもらっているレストランはどうなんでしょうか。「やっている店がある」と考えるのが、公平な見方でしょう。ミシュランの覆面調査員が、店で使っている材料すべて、期限が切れていないかなんて、わかるはずがないし。覆面調査員は、腐ったものでも「美味しい」と感じたら星をあげるグルメ様なんでしょ?
少なくとも、こういう店では、わざわざ「消費期限の材料を使っていません」と言っているところはないと思います。そうすると、嘘はついてないので、腹を壊さない限り許されるんでしょうかねぇ。
そうです。そのくらいのものだったはずです。でも、今の日本は、ちょっと異常なくらい「消費期限」には敏感になっています。
昔、学生のころ店で買った菓子パンはみごとにカビが生えていましたが、カビの部分を捨てて食べました。あとで店主に「さっき買ったパン、カビが生えてましたよ」と文句を言ったら「あら、そうだった?」と、一言で片付けられました。
それで、新企画の提案です。ミシュランも、今度は「味」ではなくて「安全度」を調査してランキングしたレストラン・ガイドブックを出したら、「安全原理主義者」には売れるんじゃないでしょうか。いや、「黒星」を付ける「危険度」ランキングのほうが役に立つかもしれません。
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