鳩山法相のアルカイダ発言の波紋
鳩山法相発言は、10月29日、外国特派員協会での講演で飛び出しましたが、そのときは撮影旅行中で、詳しいいきさつはわかりませんでした。
が、あらためて発言を知って驚きました。「私の友人の友人にアルカイダがいる。『バリの中心部は爆破するから近づかないように』とアドバイスを受けた」。あとで、「事件の3、4カ月後に聞いた話」と釈明したそうですが。(ちなみに爆弾テロが起こったのは「バリの中心部」ではありません)
<鳩山法相>アルカイダ発言にバリ島テロ遺族が抗議
(Yahoo ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071106-00000067-mai-pol 参照)
こういう発言ができる感覚って、なんなんでしょうか。ジョークのつもりだったのでしょうか。まぁ、こんな口の軽い人間に、アルカイダがバリ島のテロ計画を打ち明けるはずはないですが。たぶん、お騒がせしたい、作り話でしょう。はっきり言って、半分嘘だと思います。
ただ、嘘だとしても、これを外国特派員の前で、得意げに話すということが問題で、遺族が怒るのももっともです。
嘘じゃなかったら、もっと問題なわけですが。もし本当に「日本にテロリスト、うろうろ」しているなら、それを放っておく法相の責任は大きいのでは? でも、どうも具体的な情報を持っていそうなキレモノには見えません。愚鈍そうです。
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