山形県朝日町椹平の棚田写真コンテスト表彰式
夜から降り始めた雪で、昨日、朝起きてみたら銀世界。一日中雪が降り続きました。
収穫感謝祭と、スライドショーと写真コンテストの表彰式。感謝祭では、餅をついてみんなで会食。奥さんたちが作った餅入りのキノコ汁はうまくて、3杯もお代わりしてしまいました。
写真コンテスト受賞者には、賞状といっしょに朝日町のリンゴや椹平の棚田米などが授与されました。
それにしても驚きましたぁ。コンテスト受賞者のひとりが、なんと小学から大学1年までいっしょだったO君。審査中は、名前を見なかったので、まさか知人がいるとは思いませんでした。
O君は地元の小学校の先生になっていました。30年ぶりです。子供のころを知っている人の前では、なんだかしゃべりづらいものですね。
今回は、短期間の募集にもかかわらず、ちゃんと写真も集まったことに、地元の人たちも驚いていたようです。それだけ椹平棚田は、人から注目されているという証拠でもあるのでしょう。椹平の持っている「棚田力」です。
ただその「棚田力」も、タダで(自然に)できているわけではありません。地元の人たちの、普段の農作業や、こういった活動を続ける努力によって「棚田力」を維持しているということです。でも、俺たち「棚田を見る側」は、「風景はタダ」というふうに思いがちです。
かと言って、ベトナム・サパの棚田のように、入り口で入場料を払うという方法は、今のところ、日本ではなじまないですしねぇ。何か地元の人に棚田の風景を維持してもらえるような還元のしかたはないものでしょうか。
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