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2008/03/28

「撮らされた写真」

080328
そのとき雲南省のアイニ(ハニ)族の民家のベランダで、女の人たちが裁縫の仕事をしているところを撮っていました。

たぶん、この少年は、そのとき現れたのでしょう。少年がいたことは覚えています。ただ、この写真を撮った記憶がありませんでした。

そんなバカなと思われるかもしれません。でも、あとでフィルムを現像して、はじめてこういう写真を撮っていたことを知ったのです。

もちろん、前後のコマも俺が撮影した写真なので、他人が勝手にシャッターを切ったということはありえません。

俺が無意識で撮ったのは間違いなさそうです。あのときは、女の人たちの撮影に気を取られていたので、藍染の布の間から顔を出した少年に、一瞬で「いい」と反応しシャッターを切り、すぐ元の体勢に戻ってしまったので、忘れたのかもしれません。

たまにこういうことがあります。それを「撮らされた写真」と呼んでいますが。みなさんはないでしょうか?


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コメント

Jhon.Jhonさん

この少年だけでなくて、つい「撮らされてしまう写真」というものがあるんですよね。
たぶん、それだけ何か力を持っているんだと思います。その力を素直に受け止めたとき、自然とシャッターを押してしまうのかなぁと。
あとで見ると、意外といい写真だったりします。

ブログのリンク、ありがとうございます。

投稿: あおやぎ | 2008/04/11 12:19

本当に素敵な写真ばかりで
ついつい、じっと眺めてしまいます

「撮らされた写真」ですか・・・
この少年には、そんな力がありそう

たくさんの方に見て欲しいので
記事の中では無く、ブログにリンクさせて頂きますね

投稿: Jhon.Jhon | 2008/04/10 21:55

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