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2008/03/01

山形県白鷹町「深山和紙」

080301
山形県白鷹町に深山(みやま)和紙の伝統を受け継いでいるTさん夫婦がいます。

Tさんが、俺の棚田の写真を試しにプリントしてくれました。いずれ、こういうふうなプリントを作りたいと考えていたので、これはいけるかなと思いました。

まるで浮世絵のような落ち着いた色になります。和紙独特の表面の荒さがまたいい味を出しています。(写真ではよくわからないかもしれませんが)

たぶん、俺の写真の「質」というか「性格」が、和紙には合うんでしょうね。(つまり土臭いということか?)

以前、浦和市の「ギャラリー楽風」で写真展をやったとき、土壁に写真がはまり込んで、まるで写真が壁の一部になったようだと、以前書きましたが、この和紙との相性も同じような、俺の写真の「質」と関係しているのでしょう。

機会を見て、和紙へのプリントで展示してみようと思います。

この深山和紙は、400年前に始まったといいます。農家の冬の仕事でした。でも、だんだんやる人がいなくなったとき、Tさんたちは、技術を教えてもらいながらも、試行錯誤でその伝統を引き継いでいます。

深山和紙センターでは和紙漉き体験もできます。


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