レンタル・パンダ
(写真は、中国四川省成都動物園で撮影した大熊猫、パンダです)
胡錦濤国家主席が日本公式訪問で来日しています。
胡主席は福田さんとの夕食会で、パンダ2頭を貸与する考えを早々と表明しました。今回の訪日目的は「友好」らしいので、このパンダの件は、グッドタイミングだったのではないでしょうか。
「パンダ外交」ですね。中国は相手国と友好関係を築くうえで、希少で可愛いパンダを利用してきました。高価な贈り物をもらって、あとで後悔することも、世間ではよくある話。
昔は、寄贈していましたが、最近では希少動物の国際取引を規制するワシントン条約を理由に、研究名目で貸し出すようになったそうです。
レンタル料は、1年間で約1億円。それでも元は取れるというから、安いもんなのかな。
「上野動物園のジャイアントパンダ「リンリン」の死去を受け、石原慎太郎都知事が「(パンダは)いてもいなくてもいい」などと発言したことについて、動物園前でパンダ関連名菓を扱う売店では3日、一斉に怒りの声が上がった。」
(スポーツ報知 http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080503-OHT1T00236.htm参照)
こんなニュースがありましたね。「いてもいなくてもいい」と、俺もそう思いました。でも、胡主席の訪日で、パンダがやってくることになったので、まぁ、怒った人たちも満足なのではないでしょうか。
それにしても、パンダ関連商品でさんざん儲けたんだから、そんなに怒らなくても、と思いますけど。
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