
地震で死亡した人の数は、四川省で1万2000人を越えました。とんでもない大災害になってしまいました。
震源地は、四川省アバ・チベット族チャン族自治州■川(ぶんせん ■:さんずいに文)県付近です。写真は、■川の西、米亜羅という村のチャン族の住居です。伝統的な民家は、石積みの、あまり耐震性のある建物ではないので、被害が拡大しているのかもしれません。
中国政府は、迅速に救援活動を始めたことを、さかんにアピールしています。ここがチベット族が住む地域であることで、世界の注目を集めているし、対応を誤れば、いっそう非難が増してしまい、オリンピック開催に影響を与えかねません。


コメント
祝融さん
>今やらなければならないのは、瓦礫に埋まった人の救助
そのとおりだと思います。
一刻を争う事態に、硬い頭と体がついていかない体制の不備が露呈しているようです。
ようやく、日本隊だけ受け入れると発表しました。それも、しぶしぶという印象は免れません。この前、福田さんと胡主席が、「友好」をアピールしたばかりなので、それに中国側が配慮したのでは?と言われているようですね。
それにしても、遅い・・・
投稿: あおやぎ | 2008/05/15 16:19
中国政府が迅速に救助活動したと報道していますが、国営放送では温首相の陣頭指揮しているシーンばかりで、肝心の救助、物資救援は進んでいませんね。
外国からの人的援助を拒否し、物資的援助や金銭的援助のみ受け入れると言う事は、なにやら胡散臭い感じがします。
はたして、それらは充分に被災者全員に行き渡るでしょうか。一部の悪徳役人の懐に入らなければ良いのですが…。
今やらなければならないのは、瓦礫に埋まった人の救助でしょう。中国以上に救助活動技術を持ったスペシャリストが外国に沢山居るのに、勿体ない気がします。
中国だけでやるのは限度があると思います。面子よりも、人の命が大事ではないでしょうか。
投稿: 祝融 | 2008/05/15 15:19