岩手・宮城内陸地震
(写真は、秋田岩手県境、胆沢川の上流。大森山トンネル付近。2007.5.22撮影)
岩手県宮城県を中心に地震がありました。
中国四川大地震から1ヶ月たちましたが、最近は、地震がしょっちゅうどこかで起きている感じがします。
震源地に近い平泉は、この前、世界遺産の「登録延期すべき」のニュースになったところです。
(「平泉の世界遺産登録「延期すべき」という評価」2008/05/23) 文化財や「骨寺荘園遺跡」近くの道にも被害が出ているようです。
平泉の北、奥州市水沢から、秋田へ抜ける国道397号線の仙北街道は、去年の5月に通りました。
ダムでしょうか、大きな工事現場があり、工事用の車がひっきりなしに行きかっていました。散居集落で、文化的景観の候補になっている胆沢の扇状地を潤す水はここから引かれています。テレビの映像からは、ダム付近の道が大きな土砂崩れで寸断されています。たぶん、この工事現場かもしれません。
険しい山道で、普段から通るのも怖い感じがしましたが、上空からの土砂崩れの映像を見てしまうと、こんなところを道が通っていたのかと、あらためて日本は山国だなと思います。そして、こういう災害と常に隣り合わせであることを、思い知らされます。
被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。
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