新疆カシュガルの聖火リレー
カシュガルで聖火リレー 厳戒態勢、沿道は外出禁止
(47 NEWS http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008061801000252.html )
地震など大きな報道があいつぎ、聖火リレーの問題が、遠く感じられるほどですが、いろいろと問題を含みながら、聖火リレーは続けられています。
この新疆カシュガルは、反政府活動の拠点になる街で、当局は神経を尖らせていました。当日は厳戒態勢で、ようやくリレーの形を保ったということのようです。
俺もカシュガルへは、2回行ったことがありますが、そのとき、地元のウイグル人たちからこんな冗談をよく聞きました。
「今度戦争やるときは、俺たちが西から攻めるから、お前たち(日本)は東から攻めてくれ」
中国当局は、チベットよりも、イスラム教徒の問題の方が、重大だと考えているかもしれません。新疆のイスラム教徒の後ろには、巨大なイスラム諸国が控えているからです。
| 固定リンク
コメント
四川大地震が起こってから、中国を取り巻く状況や、世界の中国を見る目が変わり、聖火リレーに対する抗議活動が静かになったようです。
でも、抗議は続いていると思うので、チベットでの聖火リレーも、厳戒態勢で行われるようです。
一般住民は締め出されるし、外国人ジャーナリストも人数制限されるようです。
投稿: あおやぎ | 2008/06/21 00:04
聖火リレー、中国国内でも厳戒態勢をしている所があるんですね。
強大国・中国と言われていますが、万全ではない様で…。
カシュガルが反政府運動の拠点だとは知りませんでした。
確かにウルムチよりも国境にありますよね。
それに漢族とウイグル族の人口比率は、カシュガルの方がウイグル族は多いでしょうね。
「俺達は西から攻めるから、おまえ達は東から攻めてくれ」
冗談にしても、何か…重みのある言葉ですね…。
問題のチベットではどうなるのか気掛かりです。
投稿: 祝融 | 2008/06/20 00:31