映画『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を観て
(写真は、映画とは関係ない中国貴州省黄果樹の滝です)
映画『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を観てきました。
オフィシャルサイトはこちら。
ネタバレしない程度に書くつもりですが、これから観る予定の人は、この先、読まないでください。
☆☆☆
最後、やっぱり「あれ」が出てきてさようなら、という話しなんだぁと思ってしまいました。「あれ」は、インディ・ジョーンズ・シリーズには、無くてもいいと思ったのですが。水戸黄門の印籠のようなものでしょ?
古代人には、そんな高度の文明が築けるはずがないという、現代人の無意識のあらわれでしょうか? あるいは、「神」はどうしても、人間を超越したものであってほしいという宗教心のあらわれでしょうか?
ハリソン・フォードも歳だし、これが最後の『インディ・ジョーンズ』だからでしょうか。(ルーカスフィルムとパラマウントは全5作の映画化契約を交わしたそうなので、あと1本作るのかも) それならなおさらです。今までの謎が、すべて「あれ」で解決した、みたいな感じになってしまいました。
もうひとつ、違和感を覚えるシーンがありました。被爆国の日本人には特に・・・。(関係者には、強烈な、見ていられないシーンかもしれません)
もちろん、冒険活劇映画としては最高でしたよ。とくに、車が崖っぷちを走るシーンや、滝のシーンはすごかった。退屈しない、楽しませてくれる映画でした。
そして貴重な遺跡を惜しげもなく破壊する考古学者ジョーンズ博士も健在でした。いや、決して非難しているのではないんです。むしろ、逆です。あれだけひどいことをする学者に、なぜか、爽快感を覚えます。
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