昆明のバス爆発事件に対する犯行声明
(写真は、かつての昆明順城街)
中国・昆明バス連続爆破:犯行声明 五輪テロ、脅威高まる 警備強化、運営に影響も
(毎日jp http://mainichi.jp/select/world/news/20080727ddm007030045000c.html )
先日の雲南昆明でのバス爆発事件について、新疆ウイグル自治区独立を求める「トルキスタン・イスラム党(TIP)」を名乗る組織が犯行声明を出して、五輪テロも予告しました。ついでに、上海のバス炎上事件も、彼らがやったとのこと。
本当に彼らのしわざかどうかはわかっていないようです。テロ組織は、事件(事故)を、「自分たちがやった」と、あとで発表することはあるし、今回も「便乗犯行声明」かもしれません。「あの地震は我々が起こした」と「事後予言」するカルト集団みたいなものでしょう。「弱い犬ほどよく吼える」のです。
それでも、中国当局が警戒していた組織ではあるようなので、オリンピックのテロ予告を、無視することはできないということです。
テロにあわないために、オリンピックを見るのを躊躇する心理が生まれること自体、テロ組織が狙っていることでもあるだろうし、やっかいな問題に直面することになりました。
少数民族に対する問題は、俺も、わからないではありません。差別、格差、貧困。少数民族に同情します。でも、彼らのような過激なテロ集団が、一般の人たちの支持を集めているとは考えられません。少数民族の問題と、テロの問題は、まったく別なのです。
これは何度か書いてますが、主義主張を訴えたいなら、他人を巻き添えにしないで、ひとりで自爆してくれ、ということだけです。この前の秋葉原の通り魔殺人事件に対しても、同じように感じます。
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