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2008/07/05

1982年 トルコとヨルダンの写真

080704_2
今、時間を見ながら、「シルクロード館」の写真を増やしています。とりあえず、トルコとヨルダンが完成しました。

Ya_2『トルコ・イスタンブール』
Ya_2『トルコ・カッパドキア&アンカラ』
Ya_2『ヨルダン・アンマン&ジェラシ&ぺトラ遺跡』

これは、1982年の、2回目の海外旅行のときに撮った写真です。初めて一眼レフカメラで撮った写真でもあります。

この時期は、まだ「写真家」になることは考えていませんでした。ただ、1回目のヨーロッパ旅行のとき、パリで出あった写真集に感銘を受けて(詳しくはこちらで。「記憶は作られる」2007/03/28)、漠然と「写真はおもしろいなぁ」と思っていました。だから、一眼レフカメラを買って旅に出たのでした。

とにかく、旅がしたかった。それだけです。アルバイト先の焼肉屋の旦那さんと奥さんからは、「若いときにしかできないことだから、思い切りやったほうがいい」と言われました。就職もしないで旅をすることに、賛成してくれたのは彼ら夫婦だけでした。

25年も前に撮った写真で、その後、何度か見たのでしょうが(それさえも覚えてない)、ここ20年は見ていなかったはずなので、自分が撮った写真であるにもかかわらず、客観的に見ることができて、けっこうおもしろい。ただ、どこを撮ったものかわからない写真もあります。それが残念。

それとぺトラ遺跡のメインの建物の写真は、本格的には撮っていない。撮っていないのか、無くしたのか。写真を撮る目的ではなかったので、気が向いたときだけシャッターを押していました。今なら、絶対外すことがない大切な写真ですが、当時の日記を読んだら、ここへは歩いてやってきて、暗くなる前に泊まるところを探すのに必死になっていたようです。だから、写真を撮っているひまがなかった?のかな・・・。

日記によると、その日、野宿するのはやめて、声をかけてきた地元の遊牧民のテント民宿に泊まったようです。どうして野宿をやめたかというと、寝るはずだった洞窟には、どこも、たくさんのヤギの糞が散乱していた・・・。

この最初の古い写真を載せることにしたのは、自分の「旅の記録」として残しておこうと思ったからです。今までの旅全体が、「表現」のような気がしてきたからです。いつ死ぬかもわからないので、こつこつと、写真はウェブ上に増やしていくつもりです。


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