「事故米」を食用に転売していた事件
大阪市の三笠フーズが「事故米」を食用に売っていたという話が明らかになり、とんでもないと思っていたら、愛知県内のふたつの会社も同じようなことをしていたことが発覚しました。
小麦粉などの穀類が値上がりし、あらためて日本でとれるコメを見直そうという動きが出てきたところなのに、水をさすような事件です。コメのイメージが崩れるのではないかと心配です。
今までの、産地偽装や、消費・賞味期限の改ざんなどの話とは違って、これは毒が入った食品を売っていたということで、悪質極まりない。今日は、三笠フーズの事故米が給食業者にも納入されていたことも分かったようです。
毒入り餃子でさんざん中国の食品安全に関する意識の低さを非難しておきながら、けっきょく日本も変わらないことがわかってしまいました。
ところで、ひとつ疑問ですが、たぶん事故米は、他のコメよりも安いという理由で購入を決めた業者もいるわけですよね。そのとき、「何か問題のあるコメじゃないだろうな?」と、疑わないものなのでしょうか。
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コメント
日向時間テツローさん
コメントありがとうございます。
安いから買ったのではないという話。意外です。ますます悪質ですね。
「高い」もあやしい、「老舗」もあやしい、「信頼」もあやしいとなると、いったい何を判断基準にすればいいのかわからなくなってきます。
投稿: あおやぎ | 2008/09/27 22:39
初めまして、写真が素晴らしいですね。
復活していたので、良かったです。
僕も事故米は安いから仕入れていたのだと思っていましたが、お菓子屋さんにきいたらそうともいえないそうです。鹿児島の焼酎会社が買っていたのはむしろ高いぐらい。高い=良い米という心理を利用していて悪質です。
投稿: 日向時間 テツロー | 2008/09/27 00:31