埼玉県狭山市 「入曽の獅子舞」
埼玉県指定、無形民俗文化財である、「入曽の獅子舞」というものがあります。
実は、昨日、川越祭りの帰り、入間野神社を通りかかり、偶然見たのですが、瞬間、その土俗的な雰囲気に魅了されました。観光客がたくさんやってくる川越祭りを見た後だったので、なおさら、小さな神社で奉納されている獅子舞に宗教性を感じたのかもしれません。
とくに、4人の「花笠」は、ちょっと変わっています。顔を筒状の布ですっぽり覆った女の子(?)の頭上には、大きな花笠が載っていますが、この花笠が大きいので、そのままでは倒れてしまうようで、それを支える介添え人がいます。この姿に、なぜか宗教性を感じました。
狭山市公式ホームページによると、「この獅子舞の歴史は古く、・・・(略)・・・その起源は少なくとも江戸時代中期までさかのぼることができます。・・・(略)・・・かつては豊作や悪疫(あくえき)退散を願って村内を舞って歩き、日照りつづきには雨乞(あまご)い祈願で舞ったこともあるといわれています。」とあります。
由緒ある獅子舞だったんですね。
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