小江戸の「川越祭り」
慶安元年(1648年)から続く川越祭り。
平成17年2月「川越氷川祭の山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定されました。
今年は、昨日(18日)と今日の、2日間にわたって行われました。
お囃子と踊る人を乗せた山車が、市内を練り歩きます。
川越は江戸との交易で商業が発達した街で、今でも江戸の風情を残す古い街並みが残っていて、「小江戸」と呼ばれています。
来年は、NHK連続テレビ小説『つばさ』の舞台になるそうで、ますます観光客は増えそうです。でも、昔から川越を知っている人によると、「最近は、きれいになりすぎ」という話も聞きます。
「きれいに」と思ってやりすぎると、微妙なモノを失って、結局陳腐な映画セットふう街並みに成り下がってしまうという悲劇は、雲南省北西部、世界遺産の麗江の旧市街でも目の当たりにしました。
川越がそうならないことを祈りつつ・・・。
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コメント
shkphappyさんの写真を拝見しましたが、同じ交差点で撮影していますね。
ところで、「観光地」というのは、どこも同じようになっていく、何か法則のようなものを感じます。
「観光地」に観光客が求める「もの」、「こと」。それを満たそうとする地元側。
けっきょく地元側が、細かいところを観光客に合わせていったら、いつのまにか、大きな部分で、別のものに変わってしまっていた、というふうな感じを受けます。本末転倒というのかな。
別なものにしないためには、大きな視点が必要だと思います。もっとも、地元側が、陳腐でもいい、お客がたくさん来て金儲けさえすればいいんだというなら、それでなんらさしつかえないわけですが。
投稿: あおやぎ | 2008/11/02 22:51
川越祭り 初めて行きました 10/20にupしてます 確かに10年ほど前に行ったときより都会化(というのでしょうか?)してましたね いろんな街を見て歩いてる方には杞憂も起こることでしょう 作品集一覧拝見しました 写真絵本の「棚田を歩けば」は購入したい本の一つです
投稿: shkphappy | 2008/11/02 07:34