東秩父村。浄蓮寺の「お会式」
昨日、11月2日に行われた東秩父村の浄蓮寺の「お会式(おえしき)」。「お会式」とは、日蓮上人の命日の供養のこと。
別名「万灯まつり」とも。表参道には屋台が立って、境内では、植木の競り市が行われていました。
竹ひごを傘の骨のように垂らして花を飾り、真ん中には、紙を張った四角い箱を内側からロウソクなどで灯すことができるものが、「万灯(まんどう)」です。
暗くなりかけたころ、万灯に明りが灯されました。日中見るよりも、華やかな感じがします。夜桜見物しているようでした。
写真を撮っていると、ある女性が声をかけてきました。彼女は旦那さんとふたりで、目の前の万灯を作った人でした。他の万灯は隣組など、複数の人たちが協力して作りますが、彼女の万灯は、ご主人と二人だけで作ったもの。それだけ大変だということでしょう。
毎年、お会式が近づくと、竹を割り、花を飾って準備をします。作った万灯は車で運んできます。分解できるので、大きな骨組みは、来年も使えるそうです。花火が終わったら、すぐに持ち帰るそうです。
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