東秩父村。萩平の笠鉾
11月3日は、東秩父村萩平の獅子舞の日。
午前中は、萩平八幡山神社まで、笠鉾が曳行されます。
笠鉾を引っぱる子供たちの声、笛や太鼓のお囃子が山の間に響きます。カーブを曲がるときは、木製の車輪がきしむ音がします。
総勢40人ほどのこじんまりしたお祭りですが、なかなか情緒がありました。ますます雲南省のお祭りと似ているなぁと思ったものです。
神社に近づくと、境内の方から、会場を準備していたらしい奥さんたちが迎えにきました。
最後の急坂の手前で、笠鉾は休憩です。男たちはコンニャク、白菜の漬物、鶏のから揚げなどをつまみに酒を飲んでいます。楽しそうです。
午後からが獅子舞ですが、昨日載せた「神代里神楽」も見たかったので、割愛しました。ちなみに獅子舞は、村指定無形民俗文化財に指定されています。
「萩平の常光寺に年代不明であるが、地区に悪病が流行した。当時の住職が悪病を退散させるために獅子舞を奉納したと伝えられていたが、その後200年前に山神社を創建したので、神社として獅子舞を奉納したのがはじめてである。」
と、あります
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