アメリカ新大統領 オバマ氏
新大統領が誕生しました。
アメリカ人の熱狂ぶりが伝わってきます。
就任演説で、電気自動車や風力発電などの環境産業、グリーン・ニューディール政策を打ち出すといっていたようですが、アメリカもようやく気がつきましたか。
オバマ氏がどういうことをやろうとしているのか、でも、まだよくわかりません。とくに、日本との関係、アジアとの関係は、まだ未知数です。アメリカ人が喜ぶほど、楽観的に新大統領誕生を喜んでばかりはいれないかもしれません。とつぜん、某国と話し合いが付いてしまい、日本が置いてけぼりをくらうのではないか、という懸念がないではないらしいし。
ただ、「We (我々)」を多用し、ともにアメリカを立て直そうじゃないか、いっしょにがんばろうというメッセージは、強く伝わってきました。何かが、本当に「チェンジ」するのではないかと期待を持たせてくれる演説でした。
どこかの国の政治家が、俺たちを「下々の人間」やら「国民の皆様」と、呼ぶのとは、なんとなく違いますね。オバマ氏の演説を聞いて、治める者と治められる者が、最初から決まってしまっているような寂しさを、あらためて、この日本という国に感じてしまいました。みんなで何とかしようぜ!といった雰囲気が生まれないのは、なぜなんでしょうか。
そういう俺も、「漢字が読めるとか読めないとか、そんなことどうでもいいから、ちゃんと政治家の仕事をしてくれよ。政治家のレベルが違いすぎる」などと思っているだけでは、けっきょく、ダメだといいながら人任せになっているだけかもしれません。
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