江戸巡礼古道 (4) 江戸巡礼古道「長尾根みち」で、札所24番【法泉寺】へ
音楽寺からは、梅園の駐車場を通り、小さなダムまで降りて、小道を進みます。古道は、林の中を通ったり、開けたところを通ったりしながらの変化にとんだルートです。
ところどころで、左手に武甲山が見えます。昔も、巡礼者はずっと武甲山を見ながら歩いたのでしょう。秩父にとって、武甲山は特別な山であったのです。今も、「現代的な山の姿」は、特別ですが。それこそ、武甲山は、おのれの身を削って、現代人の役に立ってくれているという意味で。
水の少ない桜久保沢を渡り、念仏坂を上り、村を過ぎると、石仏群があります。8体ほどの石仏が残っています。そこが、永源寺という寺があった跡でもあるらしい。
県道に出ると、すぐ法泉寺。本堂に至る長い階段の上り口にも、江戸元禄15年の道しるべ石が鎮座しています。
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