« 美の山公園 | トップページ | 「150」という数字 »

2009/02/15

秩父市荒川は、そばの里

090215
秩父市荒川で、小学生の、そば打ち体験学習を取材させてもらいました。

去年生徒たちが、学校の隣に借りた畑で収穫したそば粉を使ったもので、地元の伝承師さんという先生たちから、そば打ちを習いました。

そばを打ったあとは、すぐに隣の厨房でゆでて、できたてをいただきました。生徒たちのは、幅が広く、やわらかかったですが、伝承師さんのそばはコシがあり、山形の田舎そばに慣れている俺でさえ、おいしいと感じるものでした。でも、生徒たちも、初めて自分で打ったそばに満足しているようでした。

終わったあと、生徒たちが伝承師さんたちにお礼の挨拶をしたとき、俺は、どうしても生徒たちに聞いてみたいことがありました。

それは何かというと、家庭内でどのくらいそば打ちをやっているのか?という疑問です。結果は? 40人の生徒のうち、3分の2程度が、「家でやってます」と手を挙げました。そのほとんどは、おばあさんがやるそうです。荒川は、そば打ち頻度がやっぱり高い。

昔は、そば打ちができないと、嫁に行けないとまで言われていたそうです。荒川ではコメが作れなかったので、うどんとそば打ちは必須だったのでしょうが。

でも、さすが「そばの里」ですね。


Banner_01にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ

|

« 美の山公園 | トップページ | 「150」という数字 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 美の山公園 | トップページ | 「150」という数字 »