2009/04/30
2009/04/29
2009/04/28
2009/04/27
妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (3) 野島崎と、旧学舎(廃校)の「くすの木」
昼、房総半島の南端、野島崎に到着。南端の碑が立っていて、岩の上には、ベンチが。そこから朝日と夕日の両方が見る事ができるポイントだそうだ。
午後、和田町の旧学舎(廃校)「くすの木」へ行った。
平成7年3月まで続いた上三原小学校。最後の生徒は1年から6年までで13人だった。くすの木は、平成9年12月にオープン。講堂以外は、新築だ。だから設備はとても新しい。
学校自体は、明治6年に始まった。それ以来、卒業生名簿をずっと張り出していた。それを今、講堂に飾っている。
昭和37年頃は、たくさんの卒業生がいたが、平成になると、ひとりの年もあった。その名簿を見るだけで、、日本の少子化がよくわかる。
校舎の横には神社があり、境内には千葉県の天然記念物の大きなくすの木が立っている。幹の周りは12m、高さ32m。そのくすの木があるから、体験学習施設を「くすの木」と名づけたそうだ。
近くの棚田(星ケ畑)を撮影したあと、鴨川へ。今日は、鴨川の道の駅泊まり。
2009/04/26
妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (2) 初日
2009年4月26日(日)、晴れ
今日は「日本一周、妻と犬連れ3匹車中泊の旅」(長い!)の初日。
埼玉県狭山市を出て、東京都心を避けて、国道16号線をひたすら進み、千葉県の房総半島へ。
鋸南をめざす。途中、妻が地図を見て、鹿野山が、房総の名山になっていることを教えてくれたので、急きょ、予定を変更して山道へ入っていった。と言っても、予定はあってないようなものなのだが。そういった臨機応変(別名、行き当たりばったり)な旅は、車中泊ならではの旅だ。
展望台は、すばらしかった。そこから見える山々は、まるでマダガスカルのようだった。空気感が、日本ではないような感じなのだ。しかも夕方の斜光を受けて、山々の緑が濃く見える。手前の新緑も輝いている。すばらしい展望だ。朝は雲海も見えるという。
下っていくと、マザー牧場だった。駐車場の入り口から、東京湾が一望できた。木更津の工場群や、湾に向かって白い橋が伸びている。たぶん、東京湾アクアラインではないだろうか。
東京のビル群が蜃気楼のように見えた。そして、西のほうに視線を移すと、キラキラ輝く海。その上に堂々と聳えるのは、シンメトリーの三角形の山容から、天辺には雲がかかっているが、すぐに富士山である事がわかった。
道はふたたび、海沿いの道に出た。保田の漁師食堂ばんやへで夕食後、道の駅きょなんに。何度も泊まっている道の駅だ。きょなん泊。
2009/04/25
【ひとり会議 その二十一】 SMAPの草なぎ剛さん
【ひとり会議 その二十一】 SMAPの草なぎ剛さん
ビーノ: びっくりしたね。SMAPのクサナギくんが逮捕だって。しかも、公然わいせつ罪だからね。
ボゾルグ: そうだね。「嘘だろう」と思ったよ。でも、それと同時に、「やっぱりやったか」とも思ったよ。
桃: どういうことよ?
ボゾルグ: 草なぎくんは、「いい人」で売っているけど、プライベートでは違うんだろうなと、ひそかに思っていたから。先生や警察官や公務員とか、まじめで硬い仕事の人が、けっこう羽目をはずしてしまうってことが多いような気がするし。
ビーノ: クサナギ君は、「日本で一番有名な凡人」なんていう人もいるね。
桃: ビーノ、なんてこと言うの。ひどいよ。私、草なぎくんのファンなんだから。
ビーノ: ボクが言ったわけじゃないよ。しかも、悪い意味でもないでしょ。
ボゾルグ: 俺も、最初ニュースを聞いたとき、さっきもいったように「やっぱりやったか」と思ったけど、昨日の記者会見を見て、ちょっと彼に対しては見方が変わったな。
桃: 彼は本当にまじめなのよ。「いい人」を演じているわけじゃわ。
ボゾルグ: うん。たしかに彼はまじめなんだなと思った。大きな問題になってしまったけど、逃げないで、自分でちゃんと記者会見して自分の言葉でせいいっぱい説明しようとしている姿に、誠実さを感じたよ。
ビーノ: でも、記者会見で、クサナギくん自身が、自分は酒に飲まれやすく、いつかは失敗するかもしれないと思ってたみたいなことも言ってたよね。
桃: 完璧な人なんていないよ。酒飲んで失敗する人なんて、世の中たくさんいるじゃない。こんなの「犯罪」じゃないよ。
さぶじい: そういえば、外務大臣が、酒に酔ってへべれけになって会見する姿が世界中に放映されたということがありましたな。
ボゾルグ: あれは恥ずかしかった。
桃: それより、ましでしょ? 今回の件は、世の中騒ぎすぎだと思うわ。あの鳩山邦夫総務相の発言は何? 自分を何様だと思ってるの? 「アルカイダから爆弾情報を得ていた」といって非難された人よ。あんたにだけは言われたくないよ、「最低の人間」なんて。草なぎ君をさんざん利用しておきながら、ちょっとでもミスをすると徹底的に非難して、自分の所に火の粉が飛んでこないように予防線を張る。そういう機敏さは、さすが政治家だわ。
ボゾルグ: 俺も、だんだん怖くなってきた。マスコミの騒ぎ方は異常だよ。裸になったというのも、どうも、自分の部屋に帰っていると勘違いしたのかもしれないそうだし。そういうことってあるよ。酒に酔って、トイレと勘違いして、俺のスポーツバッグにおしっこした友だちがいるけど、翌日聞いたら、さっぱり覚えていなかった。
桃: そんな友だちといっしょにしないで。
ビーノ: でも、酒で問題を起こしそうだと分かっていたなら、ちゃんと注意すべきだったんだよ。普通の人じゃなくて、超有名人なんだから。影響が大きいよ。普通の人のように、酔っ払って裸になりました、ハハハ、で終わる話じゃないでしょ。
桃: そうかもしれないけど、あまりにも厳しすぎない?
ボゾルグ: 「血祭り」ってあるじゃない。なんだか今回の件は、「待ってました」とばかりに、「祭り」に飢えた日本人が、かっこうのエサにありついたって見えるんだけど。たとえば、公然わいせつとはいっても、公園には一人だけだったんだから、うるさい声に迷惑した住民の人たちを除けば、被害者はいないし、尿検査や、家宅捜索で、薬物もなかった。だから、ある意味、すごく単純な事件。もし、薬物なんか出てきていたら、今度は、SMAPのメンバーに捜査が及んだり、誰から買ったとか、密売ルートも解明しなければならなくなる。でも、草なぎ君の件は、そうじゃなかったので、ある意味、安心して「血祭り」にあげられる。事件の裏には何もなく、どうせ、すぐ沈静化するのは分かっているわけだから、マスコミも、視聴率取れるのは今だけだと、短期集中的に取材攻勢をかける。
桃: 警察官の制止を振り切っても、草なぎ君を乗せた車に群がるカメラマンの姿を見ていたら、どっちが「悪者」って言いたくなったわ。
さぶじい: そうですなぁ。ボゾルグさんがおっしゃるように、「祭り」ですな。「祭り」を楽しんだ後は、何事もなかったように静かになるんでしょうな。あるいは、別な「祭り」を探すということでしょうか。
ボゾルグ: 「祭り」を提供し続けないと、マスコミは生き残れないのさ。今回の「祭り」では、とてつもなく大きな花火が上がったような感じだね。まさに「血祭り」。謝罪会見もきちんとやったので、この「祭り」もすぐ終わるんだろうけどね。
桃: きちんと謹慎して、けじめをつけてから、早く出直してほしいわ。
ビーノ: そう簡単に終わるかな。ファンにはそれでいいかもしれないけど、仕事関係では、とても大きな損害を与えてしまったわけで。許されないんじゃない。
桃: ビーノ、今回は、どうも厳しいね。
ビーノ: 「人前で裸になって何が悪い!」って、ボクも叫んでみたいよ。
桃: なんだぁ。人前で裸になっても、話題にならないので、ひがんでいるのね?
ボゾルグ: バカか、ビーノは。
2009/04/23
美の山公園からの「山通り」
写真は、美の山公園から見た「山通り」です。「山通り」は、昔、巡礼者たちが頻繁に往来していたメインの峠越えの道でした。この道を上っていくと釜伏峠になり、山を越えると寄居の町があります。
先週土曜日、美の山公園は、桜祭りでした。でも、ほとんど桜は散ってしまったあと。
どうも、予定より早く咲いてしまったようです。こればかりはどうしようもありません。直前に日程を変更するわけにもいかないし。
ところで、今回は撮影の他、犬連れ日本一周の旅の予行演習もかねていました。
1泊目、龍勢会館で、車中泊の準備をしていると、パトカーがやってきました。いきなりの職務質問。
どうも、「一家心中の疑いあり」ということで声をかけたらしい。犬といっしょに心中か・・・。ペットブームの世の中です。ないことではない、かもしれませんが・・。
2009/04/22
2009/04/20
2009/04/19
2009/04/18
2009/04/16
2009/04/13
オバマ氏の「ファースト・ドッグ」と、我が家の「ラスト・ドッグ」
ふたりの娘に犬を飼うという約束をしていたオバマ大統領。ホワイトハウスで飼う「ファーストドッグ」が決まり、「ボー」と名付けられたもよう。
犬種は、【ポルトガル・ウォーター・ドッグ】だそうです。聞いたことない。日本ではとても珍しいらしい。
賢くて体力があり水が得意。もともと水辺で狩をする犬。一見プードルのように見えます。世界一有名な犬。いつも注目されることになり、ストレスもたまるんですかね。犬とは言え、同情します。
「オバマ饅頭」がすぐ売られる国です。さっそくペットショップには、「ポルトガル・ウォーター・ドッグ」が激増するんでしょうね。そして日本中、どこでも出会う一般的な犬種になるのでしょうか。こんなことまで(と言っては失礼ですが)変わってしまうアメリカ大統領の影響力の大きさに、ただびっくりするだけです。
これも「オバマ効果」なのでしょう。ペット業界には、ちょっとした経済効果はあるのかもしれません。
我が家の「ラスト・ドッグ」と言えば、今日も気楽に生きていて、うらやましい。
2009/04/11
妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (1)
日本一周、妻と犬との3匹で、車中泊の旅を計画中です。
今まで、何度か車中泊の旅には出ていて、このブログでも報告してきましたが、それとは根本的に違う、と俺は思っています。
「旅」とは言っていますが、これはより「生活」に近いものです。1年かけての長期の旅(時々帰りますが)だし、「犬がいっしょ」という条件は、さらに「生活」に近づきます。「生活」なので、普通に仕事もしなければなりません。幸い仕事は、データ化がすすんでいるので、インターネットが繋がれば、ある程度はできるようになりました。他、撮影の仕事の場合は、俺だけ帰ることになるでしょう。
以前、「理想は、移動しながら生活すること」と書いたことがありますが、ようやくその計画を実行する、今がそのタイミングかなと考えました。「新遊牧民」です。
でも、はっきり言ってどうなるかわかりません。犬が、ちゃんと車の中で寝てくれるのか、妻と二人だけで出かける場合、犬を車に入れたままで大丈夫か、など、やってみないとわからないところがたくさんあります。ある意味、無謀な計画かもしれません。どんな犬か知ればなおさらです。
俺は、中国で犬に噛まれてから犬嫌いでした。今でも、「愛犬家」と言われるような飼い主ではありません。犬が好きになったわけではありませんが、この10数年間の、友人夫婦の飼い犬のビーグル、妻の実家の飼い犬もビーグル、という偶然が重なり、ビーグル犬でリハビリしたので、ビーグル犬だけは大丈夫になりました。飼ったのも、だから当然ビーグル犬です。
ところが、この犬(名前をヴィーノと言います)、とんでもない暴れん坊なのです。リードを噛み千切っての脱走は2回。犬小屋を壊し、網戸を壊し、周りのものは、すべて、俺の手さえも「食べ物」としての認識しかなく、自分の名札も、新聞紙も、毛布も、石も、雑草も、高校生が落とした腐りかけのパンも食べて、翌日のウンコは、カラフルなまだら模様か、毛布の紐が未消化のままで、肛門から垂れ下がってフンギリがつかず、30cmほどのヤツを引っ張り出してやらなくてはならないなど、ほんとに「悪魔」のようなやつなのです。
こんなふうに書くと、愛犬家の「我が家のバカ犬の自慢話」のようですが、俺はやっぱり「犬好き」ではなくて、「ヴィーノは好き」ということなのかもしれません。
車は、さすがに3匹で寝るのに、軽自動車はきついので、中古で普通車のミニバンに買い換えました。多少改造して、2列目、3列目シートを倒し、コンパネを置いて、その上に布団を敷いてベッドになるようにしました。
自炊用のコンロ、ランタン、イス、テーブルなども買って準備中です。あとは、やりながら直していくしかありません。どうなることか・・・。
失敗するかもしれませんが、やってみなければ、失敗もないわけで。とにかく、今、無性に「無意味な」ことをやってみたいという気持ちもあります。学生時代に、無理だと言われて始めた外国ヒッチハイク旅のように。
出かけるのは、ゴールデンウィークあたりからと、予定しています。ブログを更新しますが、犬や旅そのものに関しては、「ダンボール犬ヴィーノの愉快な日々」という別のブログでご覧ください。「一心一写」は、今まで通り、写真中心になると思いますので。
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