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2009/04/11

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (1)

090411
日本一周、妻と犬との3匹で、車中泊の旅を計画中です。

今まで、何度か車中泊の旅には出ていて、このブログでも報告してきましたが、それとは根本的に違う、と俺は思っています。

「旅」とは言っていますが、これはより「生活」に近いものです。1年かけての長期の旅(時々帰りますが)だし、「犬がいっしょ」という条件は、さらに「生活」に近づきます。「生活」なので、普通に仕事もしなければなりません。幸い仕事は、データ化がすすんでいるので、インターネットが繋がれば、ある程度はできるようになりました。他、撮影の仕事の場合は、俺だけ帰ることになるでしょう。

以前、「理想は、移動しながら生活すること」と書いたことがありますが、ようやくその計画を実行する、今がそのタイミングかなと考えました。「新遊牧民」です。

でも、はっきり言ってどうなるかわかりません。犬が、ちゃんと車の中で寝てくれるのか、妻と二人だけで出かける場合、犬を車に入れたままで大丈夫か、など、やってみないとわからないところがたくさんあります。ある意味、無謀な計画かもしれません。どんな犬か知ればなおさらです。

俺は、中国で犬に噛まれてから犬嫌いでした。今でも、「愛犬家」と言われるような飼い主ではありません。犬が好きになったわけではありませんが、この10数年間の、友人夫婦の飼い犬のビーグル、妻の実家の飼い犬もビーグル、という偶然が重なり、ビーグル犬でリハビリしたので、ビーグル犬だけは大丈夫になりました。飼ったのも、だから当然ビーグル犬です。

ところが、この犬(名前をヴィーノと言います)、とんでもない暴れん坊なのです。リードを噛み千切っての脱走は2回。犬小屋を壊し、網戸を壊し、周りのものは、すべて、俺の手さえも「食べ物」としての認識しかなく、自分の名札も、新聞紙も、毛布も、石も、雑草も、高校生が落とした腐りかけのパンも食べて、翌日のウンコは、カラフルなまだら模様か、毛布の紐が未消化のままで、肛門から垂れ下がってフンギリがつかず、30cmほどのヤツを引っ張り出してやらなくてはならないなど、ほんとに「悪魔」のようなやつなのです。

こんなふうに書くと、愛犬家の「我が家のバカ犬の自慢話」のようですが、俺はやっぱり「犬好き」ではなくて、「ヴィーノは好き」ということなのかもしれません。

車は、さすがに3匹で寝るのに、軽自動車はきついので、中古で普通車のミニバンに買い換えました。多少改造して、2列目、3列目シートを倒し、コンパネを置いて、その上に布団を敷いてベッドになるようにしました。

自炊用のコンロ、ランタン、イス、テーブルなども買って準備中です。あとは、やりながら直していくしかありません。どうなることか・・・。

失敗するかもしれませんが、やってみなければ、失敗もないわけで。とにかく、今、無性に「無意味な」ことをやってみたいという気持ちもあります。学生時代に、無理だと言われて始めた外国ヒッチハイク旅のように。

出かけるのは、ゴールデンウィークあたりからと、予定しています。ブログを更新しますが、犬や旅そのものに関しては、「ダンボール犬ヴィーノの愉快な日々」という別のブログでご覧ください。「一心一写」は、今まで通り、写真中心になると思いますので。


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