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2009/05/13
2009/05/12
妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (17) 岩手県陸前高田「根岬梯子虎舞」
この前の日曜日、岩手県陸前高田市の図書館に寄ったら、広場では、伝統芸能が披露されようとしていた。
「根岬梯子虎舞」という獅子舞で、無形民俗文化財に指定されている。
梯子の長さは、19.14m。全部で49段あり、先端の高さは10mくらいになる。大漁旗がはためき、太鼓や笛のお囃子の中、梯子の先端まで虎(獅子)が2頭づつ(合計4頭)上って踊る。
とくに、先端から体を乗り出し、上下左右に大きく動くと、観客からは盛大な拍手が沸き起こる。この出来不出来が、舞手の評価につながるのだろう。
俺も高所作業の仕事をしたからわかるが、高さ10mというのは、一番子怖い高さなのだ。しかも、命綱をつけていない。ここで、大きく体を動かすことはかなりの度胸が必要だ。
これは、根岬の鶴樹神社に伝わる舞。図書館の館長さんに教えてもらった、太平洋を望む展望風呂の黒崎仙峡温泉の近くにある。
2009/05/11
妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (16) 岩手県陸前高田の棚田
陸前高田市から北西の山の中に入ると、棚田があった。もちろんここは、「日本の棚田百選」には入っていない。でも、りっぱな棚田だ。もともとは、玉山金山の関係者が拓いた棚田らしい。
東北全般にいえることだが、それほど傾斜は急ではない、なだらかな棚田だ。西日本と比べると、土地があるということもひとつの理由かもしれない。ちなみに、岩手県の棚田は、「日本の棚田百選」のかなでは、日本最北端になる。
棚田からさらに上っていくと、かつて栄えた玉山金山跡がある。今は、金山跡から流れ出す鉱水を沸かした「霊泉 玉の湯」という温泉宿泊施設があり、周りは八重桜が満開で美しい。
入湯料500円。小さな風呂だったが、なかなかいいお湯だった。こんな秘湯は久しぶりだ。
2009/05/10
2009/05/09
妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (14) 鹿折金山
「黄金海道」はまだ続く。
気仙沼市の北にある、鹿折金山へいった。
管理人さんの住む家を訪ねて資料館のカギを開けてもらい、中を見学。資料は充実している。
昔は、ひとりの工夫に、ひとりの監督が付いたという。金を横取りされないように見張ったのだ。それでも、金を飲み込んでしまう工夫もいて、ウンコを洗って金を取り出し、気仙沼に売りにいったという。
明治37年、怪物金(ナゲットモンスター)が出たことで有名になった。2.25kg。金の含有率83パーセント。アメリカの万博にも出品された。その金塊が出た坑道跡へいってみた。資料館から山道を2kmほど。
そこで拾った石を、ご飯を炊くアルミ鍋の重石にすることにした。少しはご飯が美味しく感じられるような気がする。
2009/05/08
2009/05/07
2009/05/06
妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (11) 福島県相馬市から松島
(写真は松島)
こんな偶然があるんだろうか?
今日、相馬市のジャスコのトイレ近くで、向こうから見たことのある男が歩いてきた。俺の知り合いにそっくりだ。大学時代、毎日マージャンをやった仲間だ。
しかし、大学以来、この28年間、1度もあってないし、連絡さえしていない。でも、これだけ似ている人、もし間違いだとしても、すごいことだと思った。
いや、そういえば、彼は相馬出身ではなかったかと思い出した。思い切って声をかけた。
「すみません」
すると、相手は怪訝な顔。やっぱり、俺の顔を見てもわからないなら別人か?
「私のこと、見覚えないですか?」
最初は「いやぁ・・・」といったが、突然「あぁ~っ!! まさか」と驚きの声。「どうしてここに?」
「旅行中なんだよ」
「相変わらず旅行してるの? ヨーロッパ行って帰ってこなくて、それ以来行不明だったよね」
やっぱりそう思われていたか。それも当然だ。
今までのいきさつ(28年間)をかいつまんで話をして、ようやく、俺が相馬市のジャスコにいる事が理解できたようだった。
彼は、相馬出身だったが、今日は、たまたま実家に帰っていて、仕事のある福島市に戻ろうとしていて、ここに寄っただけだという。
驚きの出会いだった。連絡先を渡して分かれた。(でも、話せば長くなるが、けっこう、こういう再会、俺にはあるのである)
2009/05/05
2009/05/04
妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (9) 味噌屋
茨城県花貫渓谷の川原で、滝の水でソバを茹でて食べたあと、山を下って国道6号線に出るつもりだったが、どこで間違えたのか、高萩市で別な道へ入ってしまい、迷った。しかし、またもや、迷った先で、いいものを見つけた。
そこは、安政元年創業の、たつご味噌という味噌屋さん。敷地を見学できると書いた看板に誘われて、入っていくと、しゃれた音楽が流され、立派で美しい敷地には、店舗、工場、母屋、蔵が点在していた。敷地内に喫茶店があれば最高だな、などと思ってしまった。
店舗に入ると、いろんな味噌が並んでいる。若主人がお勧めの「めしどろぼうさん」という460円のシソ南蛮味噌を買った。
若主人に、工場を案内してもらった。工場の建物も古く趣があり、煙突には、おじいさんがアメリカ軍から爆撃されないようにと付けた迷彩色のペンキの跡が残っている。どの建物も、歴史を感じさせるものばかりだった。
夜、この味噌をサニーレタスや、ご飯につけて食べたら、なかなかいけた。
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