妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (17) 岩手県陸前高田「根岬梯子虎舞」
この前の日曜日、岩手県陸前高田市の図書館に寄ったら、広場では、伝統芸能が披露されようとしていた。
「根岬梯子虎舞」という獅子舞で、無形民俗文化財に指定されている。
梯子の長さは、19.14m。全部で49段あり、先端の高さは10mくらいになる。大漁旗がはためき、太鼓や笛のお囃子の中、梯子の先端まで虎(獅子)が2頭づつ(合計4頭)上って踊る。
とくに、先端から体を乗り出し、上下左右に大きく動くと、観客からは盛大な拍手が沸き起こる。この出来不出来が、舞手の評価につながるのだろう。
俺も高所作業の仕事をしたからわかるが、高さ10mというのは、一番子怖い高さなのだ。しかも、命綱をつけていない。ここで、大きく体を動かすことはかなりの度胸が必要だ。
これは、根岬の鶴樹神社に伝わる舞。図書館の館長さんに教えてもらった、太平洋を望む展望風呂の黒崎仙峡温泉の近くにある。
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