一時帰宅したら、世の中は、パニックだった
いろいろと仕事があって、先週一時帰宅したが、今回の新型インフルエンザの騒ぎ方には驚いてしまった。まるで、外国旅行から帰ってきた直後のような、大きなギャップを感じた。
日本にいたにもかかわらず、こんな大騒ぎになっていることをほとんど知らずに帰宅した。
テレビは見ないものの、インターネットやラジオで、新型インフルエンザがはやりだしていることくらいは知っていたが、帰宅してテレビを見て、そんな深刻な問題だったのかと、びっくりしたのだ。何万円もするマスクは、ばかげているし、罹った人を非難するなど、どうかしている。
もちろん関西では実際パニックになっていたのだろうが、東北地方を旅していて、特別マスクをしている人にも出会わなかったし、インフルエンザを気にしている人にはまったく出会わなかった。
このテレビの騒ぎ方は、現実を反映しているのだろうか? 気をつけないと、テレビに踊らされるということはあるかもしれない。現実はもっと冷静だ。いや、冷静であるべきだ。
こんな程度でこのありさま。もっと本格的な病気がはやりだしたら、どうなってしまうのか? それを考えると恐ろしい。
デマや無知が、集団に影響する怖さというものがある。ひとりひとりは、頭が良く親切な日本人なのに、どうして集団になると、ばかげた怪物になってしまうのだろうか。
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コメント
Toshi@タイさん
そうですよね。私も異様に思いました。
日本の中にいると、あたりまえで何も感じませんが、一歩外側から見たほうが、よく見えるということがあります。
と、いうことは、同じ日本にいても、旅していると、日本人の普通の感覚ではなくなるということでもあるのでしょうね。まるで外国にいるような。
投稿: あおやぎ | 2009/06/03 21:05
私はタイにすんでいるのですが、日本の新型インフルエンザに対する報道、やっぱり異様に感じます。
日本だけ、何を大騒ぎしているのかと。
マスクを予防のためにするなんて、日本以外の国で、聞いたことないですしね。
写真以外の話題で申し訳ありません。
投稿: Toshi@タイ | 2009/06/03 12:47