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2009/07/31

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (81) 秋田犬のふるさと、大館

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大館は、秋田犬のふるさとで、秋田犬保存会が運営する「秋田犬会館」がある。博物室もあって、秋田犬について知ることが出来る。

昨日の「わさお」もそうだが、犬連れ旅なので、犬に関するところは寄ってみようと気持ちが動く。

会館に入ると、どーんと『HACHI 約束の犬』(原題 Hachiko A Dog's Story)。のポスターが飾ってあった。リチャードギアではないか。どうも、『忠犬ハチ公』のハリウッドリメイク版が、日本では8月8日から公開されるらしい。なんとタイミングの良いこと。(「8」と「ハチ」をかけているのか?)

リメイク版でも、犬は秋田犬で名前は「ハチ」といい、原作と同じ。リチャードギアが「ハツィ~!」と呼ぶシーンを想像すると楽しくなってくる。

『HACHI 約束の犬』公式サイト
http://www.hachi-movie.jp/

会館3階の博物室には、歴代受賞犬の写真がずらりと並んでいる。あの「ぶさかわ犬」のわさおとそっくりな犬がたくさんいる。やっぱりわさおも秋田犬だったかと納得。

秋田犬は、狩猟(マタギ)には絶対欠くことのできない伴侶だった。番犬としても飼われた。徳川時代から大正期まで、闘犬も行われ雑種化が進み、日本の伝統的動植物が失われていくことを危惧した世論を背景に、昭和6年、日本犬では最初に天然記念物に指定された。

駅前には、秋田犬のふるさとらしく、秋田犬の群像とともに、「忠犬ハチ公」の像が立っている。

うちの犬は、駅の花壇におしっこをひっかけ、「忠犬ハチ公」像の下にたまった雨をなめていた。

そう、おまえは、それでいい。


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2009/07/30

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (80) 「わさお」って、誰?

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北海道から青森県に入り、青森市浪岡の道の駅「なみおか」に泊まった。近くにあった温泉でたまたま読んだ地元紙に「わさお」の記事を見つけた。

「さわお」って誰だ? 

記事によると、地元の知的障害者の就労支援事業などに取り組んでいる工房が「イカかりんとう」を発売したが、その袋に「さわお」の写真を使ってもらって、売り上げに貢献するというもの。道の駅「もりた」で発売中とのこと。

わさおは秋田犬だ。イカ焼き店の看板犬だが、ネットで「不細工だけどかわいい」と話題になり、今では地元では知らない人がいないほどの有名犬になった。わざわざ芸能人が会いにくるほどの人気ぶり。(写真集まで出ている)

浪岡からそれほど遠くないので、かりんとうを売っている道の駅「もりた」へいってみた。犬連れ旅行でなかったら、たぶん行こうなどとは思わなかったかもしれないが。

道の駅で、かりんとうを買った時、店員が「わさおには会ったんですよね?」と聞くので、「どこにいるんですか?」というと、「えぇ? まだ会ってないんですか?」とすごく驚かれた。昨日の夜たまたま知ったばかりで、会いたいとも思ってなかったので、そんなにすごい犬ならぜひ一目見てみようということになり、場所を聞いて、わさおのいるイカ焼き店へ行ってみた。

わさおの小屋にはひっきりなしに見物客がやってくる。かもめがうじゃうじゃいて、まるでヒッチコックの『鳥』状態。糞に気をつけながら、みんな写真を撮る。

これが「かわいい」のか? 犬好きじゃない俺にはわからない。ただ、存在感のある動物だとは思う。


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2009/07/29

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (79) 青函フェリーで出会ったアメリカ人親子

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函館から青森までの青函フェリーで出会ったアメリカ人親子は、連結した自転車で日本縦断中だった。

現在ニューヨークに在住のチャールズ・スコットさんと息子のショー(翔)くん、8歳。以前スコットさんは日本に2年間住んだことがあり、奥さんも日本人なので、日本語はぺらぺら。

北海道の宗谷岬を出発し、11ヶ所の世界遺産を訪れ、九州の佐多岬が最終目的地。2ヶ月以上かけて、約4700kmを走りぬくそうだ。(間に合わないときは、途中フェリーも使う)

スコットさんに、犬連れ旅行をしたジョン・スタインベックの『チャーリーとの旅』(愛犬チャーリーとアメリカ一周、16000kmの旅に出た)の話したら、彼も読んだことがあり、話が盛り上がった。とくに、年を取って落ち着くかと思いきや、そんなことはなく、旅人はいつまでたっても旅人だ、年齢なんて関係ないというスタインベックの言葉に、お互い共感している。

「車中泊」という旅のカテゴリーはアメリカにはない。車で長期旅するときは、キャンピングカーで旅するのが一般的だ。駐車スペースに困るような日本のキャンピングカー事情とは程遠い。

狭い車内をうまくベッド・ルームに変えてしまうなどの特殊技能は、さすが日本人だ。「ウサギの寝床」だとか「鳥小屋」だとか揶揄されてもひるまない「伝統」がある国民なのだ、俺たちは。

また、アメリカのキャンプ場で「犬禁止」は見たことがないらしい。ある意味、車中泊は、きわめて日本的な旅の仕方なのかもしれない。とくに犬連れの場合は。(この件に関してはまた日を改めて書くつもり)

スコットさんたちの旅のホームページは、こちら。

http://www.japanbikeride.com/1.html

フェリーが青森港に着いてから、犬といっしょに記念写真。

  ☆

このときの冒険旅行が本になりました。

チャールズ・スコットさん家族のトークショー(2015/01/09)


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2009/07/28

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (78) トラピスト修道院

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北海道に渡って天気が悪い日が続いたが、この日は爽やかな気候になった。(北海道最後の日)

松前から函館に戻る途中、当別のトラピスト修道院に寄った。国道から修道院へ至る道の分岐点に看板が出ていたが、注意していないと見逃してしまうような小さな看板だった。いったん行き過ぎて、Uターンしてその道に入る。

JRの線路を渡って道を行くと、並木道になり、突き当たりに修道院らしい立派な建物が見えた。階段の手前に広い駐車場と売店があった。

中は「女人禁制」だ。ただ、観光地でもあるので、長い階段を上った門の手前までは、女性も(犬も)行くことができた。


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2009/07/27

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (77) 松前

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松前藩のアイヌ民族抑圧に対する不満が爆発して、アイヌの人たちが蜂起したのが、寛文九年(1669年〉に起こった「シャクシャインの戦い」だ。

初めはアイヌ側が優勢だったが、松前藩は幕府や津軽藩の援助を得て、シャクシャインたちを騙まし討ちにし、戦いは終結。このとき、シャクシャインの首ではなく、耳を持ち帰り、松前城を見上げる場所に埋めた。それが「耳塚」(写真中)と呼ばれるものだ。

誰が置いたのか、「耳塚」の石の脇には、神々に祈るときに使われるアイヌの「イナウ(木幣)」と「トゥキ(杯)」がお供えしてあった。

新ひだか町では毎年9月23日に、シャクシャインの追悼法要が開催されているという。


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妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (76) 江差

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町名の由来はアイヌ語の「エサシ」(昆布の意)。(wiki

明治まで北前船によるニシン漁と交易で栄えた。ニシン御殿が建ち、歩いて楽しい町だ。

旧中村家住宅は近江出身の商人大橋宇兵衛が建設したもので、当時の繁栄を今に伝える重要文化財として公開されている。

そのほか、姥神大神宮、旧檜山爾志郡役所、開陽丸(旧幕府海軍の主力艦であった開陽丸は江差沖で座礁沈没した)、法華寺(300年以上前に建てられた山門は北海道最古の建造物のひとつ)など見どころも多い。近年はこういった観光資源を活用して観光客誘致に努力しているという。

かもめ島の先端に江戸時代の砲台跡があると書いてあったので行ってみたが、草が生い茂り、おまけに強風で見つけることができなかった。でも、そこからは、開陽丸がよく見えた。


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2009/07/26

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (75) 小樽のレンガ倉庫街

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小樽は、石狩湾に面した港湾都市。小樽運河のレンガ倉庫街は有名な観光地で、朝早くから多くの観光客でにぎわっていた。

以前、苫小牧の海岸で出会ったおばあさんは、小樽出身だったが、お嫁に来たとき、苫小牧の海の広さに驚いたという。

その話を聞いたとき、「海の広さはどこも同じだろう」と思い、意味が良く分からなかったが、小樽の背後に迫る山と湾の規模を見ると、苫小牧の広々とした空間との違いを感じて、おばあさんの話も、なんとなくわかったような気がした。

旦那さんだけを頼りに、苫小牧に移ってきたときの孤独感が、また海の広さをいっそう感じさせたのかもしれない。


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2009/07/25

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (74) ピリカコタン

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北海道へ来てからというもの、アイヌの人たちに興味が出てきたので、札幌市内から車で約30分、札幌市アイヌ文化交流センター「サッポロピリカコタン」にも寄ることにした。

アイヌ民族の生活・歴史・芸術を楽しみながら学べる施設だ。屋外には、伝統的な「チセ(家屋)」「プ(倉)」「ヘペレセッ(小熊の檻)」が再現され、「ヌササン(祭壇)」が設けられている。

アイヌ伝統工芸品や生活道具を、見るだけではなくて、触ることもできる。それとアイヌ語で語られる民話のアニメーションは面白かった。もちろん「日本標準語」の字幕つきだ。


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2009/07/24

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (73) 札幌 すすきの

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札幌のすすきのは、東京でいったら歌舞伎町のような歓楽街。

北海道一周もそろそろ終わるが、久しぶりの大都会に、けっこうわくわくする。最近では、「大自然」に感動が薄くなり、人間の方に興味が戻りつつある。

すすきのの、スナックやバーが並んでいる一角に、目指すラーメン横丁があった。

札幌ラーメンの特長は黄色くちぢれた太麺で、味噌バターコーンが定番らしい。横丁のラーメン店を選ぶのは、スープがこってり系かあっさり系か、麺はどういうものかがわかる、全店紹介パネルを見てからの方が良いようだ。

Wikiによると、
「戦後のラーメンは満州などからの引揚者達が屋台で作った豚骨から煮出した濃いスープが源流である。」
「2001年には札幌ラーメンを含む北海道のラーメンが北海道遺産として認定された。」


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2009/07/23

雑誌「山と渓谷」 8月号 『秩父桃源』連載開始

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「山と渓谷」 今月8月号から5回にわたって、『秩父桃源』という連載をやります。

テーマは「秩父」。ブログでも紹介してきましたが、去年からずっと撮り続けているところです。

第1回目の今月号は、『秩父の山々』。どうして「桃源」という言葉をタイトルに使ったのか、俺なりの理由を書いています。

見開き(写真)は、城峰山からみた秩父盆地の朝の風景です。

次号は「龍勢祭り」「テンゴウ祭り」などの『秋祭り』、次々号は寺坂棚田や伝統食品「つとっこ」など『食と農』などが続きます。

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2009/07/22

「デジタルカメラマガジン」 8月号

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「デジタルカメラマガジン」8月号の「先駆者の現場」に棚田の写真が掲載されています。

新潟県十日町市星峠の写真は、今年の5月下旬、「犬連れ旅」の合間に撮影したものです。

カメラ機材にはまったくこだわらない(と、いうより興味がない)写真家です。なので、機材の写真を撮られるのは恥ずかしいですね。

と、言って、「写真は機材なんか関係ない。感性だ」などと言いたいわけでは、もちろんありませんが。機材は、大いに関係あります。

それと、読者プレゼントがあります。詳しくは雑誌でどうぞ。


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2009/07/20

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (72) 夕張

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夕張はかつて石狩炭田の中心として栄えた。

炭鉱跡の博物館では、地下坑道1000mまでエレベーターで下りていく。ところが、出口まで、20mほどしか上っていない。と、いうことは、あのエレベーターは、長い時間をかけて20m下りていただけだと気がついたのは、だいぶ時間が経ってからだった。

2007年、夕張は財政破綻した。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭も、そのあおりを受け、市運営による開催は中止。その後、市民と有志の努力で再スタートした。

町には、「キネマ通り」という商店街があり、手描の映画の看板が並んでいる。そこをキタキツネが餌を求めてさまよっていた。

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2009/07/19

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (71) 美瑛の丘(3)

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2009/07/18

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (70) 美瑛の丘(2)

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新栄の丘に泊まった。

夜、花畑に月が出た。


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2009/07/17

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (69) 美瑛の丘(1)

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美瑛の「千代田の丘」から見た風景。

さまざまな作物の織り成す色彩が美しい。これこそ、農家の人が「無意識」で作り上げたアートだろう。


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2009/07/15

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (68) 空を飛ぶペンギン 旭山動物園

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『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ 』でも登場する空飛ぶペンギン。実際に水の中から眺めるのはとても新鮮だ。

ペンギンのほかも、白熊の水中遊泳や、レッサーパンダの空中散歩など、動物の行動そのものを見せる手法「行動展示」はまったく革新的だ。

全国から来場者がやってくるようになったが、とても納得できる。


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2009/07/14

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (67) 旭川市博物館

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旭川市博物館は充実していた。2008年11月にリニューアルし、アイヌ文化の紹介を中心に展示している。

まったく知らなかった、アイヌの中国や周辺の先住民族との関係を知ることができた。元の時代には、アイヌは中国大陸まで行って、村を襲い略奪行為を働いていた。また、サハリン先住民のギレミ(ニブフ)から、クイ(アイヌ)が毎年宗谷海峡を渡って自分たちの領土を侵すと、サハリンに政治的影響力を持っていた元に訴えて、元がアイヌと大規模な戦争までしている。

「自然と共につつましく暮らしていたアイヌ」といったような俺の固定した(と、いうより知らないだけだったのだが)アイヌ像をひっくりかえすような内容だ。

これを知っておもしろいと思った。そして交易や侵略というオホーツク海を舞台に活発に活動していたアイヌが、生き生きした集団のイメージに変わってきた。

写真は、アイヌの権力者で、日本刀を刺し、ロシア風の上着に中国製の服を着ている。周りとの関係を象徴するアイヌの姿だ。


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2009/07/13

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (66) 北海道島最北端(?)の田んぼ

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稚内からサロベツ原野を南下し、美深の道の駅からさらに、美深の町の中心に向かっていたとき気がついた。いつの間にか道路に沿って田んぼがある。もしかしたら、ここが北海道島最北端の田んぼではないか?(上写真)

牧草地の隣が田んぼのところもある。(下写真) これも北海道ならではの光景だろう。

それでどうしても確かめたくなって役場を訪ねた。

予想通り、ここが北海道島北限に近い田んぼ。天塩川の橋の南側から水田が始まるそうだ。(ただし本当はもっと北にもあった)

ただ、ここでは日照時間が少ないので、うるち米は作れない。もち米を作っている。そのうち品種改良が進めば作れるかも、との話。

もち米の品種は、「はくちょう」と「風の子」。「風の子」は少なく、ほとんどは「はくちょう」だそうだ。


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2009/07/12

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (65) サロベツ原野

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サロベツ原野。

雲の影が地面を這うのを車が追いかける。どこまでも続く一本道。本州人が、北海道にあこがれる道のひとつだろうか。

だからというわけではないかもしれないが、やたら、バイクの人間と会う。

それと、追い抜いたふたりは、竹馬で歩いていたような・・・。竹馬で日本一周をする旅人の話をどこかで聞いた気がする。

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2009/07/11

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (64) 牧草はアート

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このブログにも時々コメントを寄せてくれるTKOさんも書いているが、ちょうど今、牧草の刈り入れ時で、道内走っていて、いたるところで、牧草を丸めたもの(何と呼ぶのかわからないが)を目にする。

刈り取ったばかりのものは、まるでロールケーキだ。それをビニール(?)で包む。包まれた玉が転がっている光景は、なかなかおもしろい。

汗水たらしてやっている仕事に対して「おもしろい」などと、不謹慎だと、TKOさんなど関係者からは怒られてしまうかもしれないが、でも、かなり「アート」になっているから仕方ない。(すみません)

白、黒、水色、いろいろある。とくに、この白黒の玉は、うちの犬もやたらと反応するくらい、ウシか、シマウマか、本物の動物がいるように見えてしまう。

TKOさん、この色は、何か理由があるのでしょうか? それとも、単にビニールの色が違うだけで、あまり気にしていないのでしょうか?

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2009/07/10

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (63) 稚内の「何か」

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稚内の高台にあるキャンプ場に泊まった。

夜、稚内市街地の夜景を撮ろうと、藪に近づいたら、突然、ガサッと音がして、目の前を大きな「何か」が通り過ぎた。

一瞬、熊か?と思ったら、大きな鹿だった。でも、すぐには逃げていかず、こちらを伺いながらも、草を食べている。それで俺もカメラを構えてじっと観察できた。

今回北海道に来て、キタキツネを見たのは、3回。熊を見たのは1回、鹿は数えられないほど見ている。それほど多いということだろう。いつのまにか、驚かなくなっている。

逃げないところを見ると、これも「観光鹿」だったのだろうか。


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2009/07/09

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (62) 稚内

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稚内の町は、祭りだった。副港市場へいったら、お祭りのイベントのひとつで、サハリンから呼ばれたジャズグループの演奏があった。

ロシアとの交流の一環だろうか。ヴレーミャ・ジャザというグループ。サハリンでは有名なバンドらしい。

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2009/07/08

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (61) ベニヤ原生花園

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浜頓別のクッチャロ湖の近くに、ベニヤ原生花園がある。

この中でひときわ目立つのが、「エゾニュウ」という大きな植物。アフリカの植物のような不思議な形。山地や海岸に生える大型の多年草で、高さは3mまでにもなるそうだ。

「エゾニュウ」は、原生花園だけではなくて、オホーツク海沿いを走っていると、いろんなところに自生している。


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2009/07/07

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (60) 日本最北端の郵便局、標識、側溝

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日本最北端の郵便局、交通標識、そして側溝の入り口。

やっぱりというのもなんだが、交通標識は、「駐車禁止」「追い越し禁止」だった。これも日本的といえば、日本的だ。


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2009/07/06

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (59) 宗谷岬のアザラシ

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日本最北端の宗谷岬。海面に浮かんだ岩の上に、何かがいる。

アザラシがいますと、30分くらい観察していた人が教えてくれる。


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2009/07/05

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (58) 紋別のオホーツク海

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紋別のオホーツク海。


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2009/07/04

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (57) ルピナスと三国峠

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然別湖から層雲峡へ北上する途中、三国峠の手前に、ルピナスの花の群生地があった。7月上旬に見ごろを迎えるらしく、偶然にもその時期に当った。

三国峠からは、怖いほどの深い樹海が見えた。その中を走る自動車道。ここはヒグマ遭遇多発地帯らしい。


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2009/07/03

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (56) 霧のない摩周湖

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その日、晴れた。

第1展望台の駐車場の係員に、「今日は摩周湖見えますか?」と聞いたら、「今日みたいな日に見えなかったら、見える日はないですよ」

写真は、ここの第1展望台ではなくて、第3展望台というところから見た、霧のまったく無い摩周湖。湖面の色の青さが深かった。


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2009/07/02

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (55) 阿寒湖のアイヌコタン

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阿寒湖周辺には、36戸、約130人のアイヌの人たちが住んでいる。北海道で一番大きなアイヌコタンだそうだ。

アイヌ古式舞踊の公演を見た。写真は、「黒髪の踊り(フッタレチュイ)」といわれる踊りで、激しく上半身を揺らし、髪の毛を振りかざすダイナミックな踊りです。

これを見たとき、雲南の少数民族ワ族にも同じように、髪の毛を振る踊りがあったことを思い出した。

他には、「鶴の舞」、「座り歌」、「神への祈り」、「口琴(ムックリ)の演奏」などがあった。

民芸品売りのおにいさんがこんな話をした。

「沖縄はビーチがあるし明るいイメージで、いろんなところで取り上げられますが、ここは山の行き止まりですから・・・。なかなかアイヌのことは知られない、全国区にはならないんです」


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2009/07/01

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (54) 網走で、とうとう脱獄、そして「確保」

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とうとうやってくれた。うちの犬が、網走市内で脱走した。俺の不注意だった。散歩中、拾い食べをしたのを吐き出させようと首輪をつかんだとき、間違ってリードの留め金のボタンもいっしょに押してしまったらしい。

リードと犬が離れている。あっ!と思ったら、犬が一目散に走り出した。大通りを向こう側に50mほど走って、建物の影に入った。俺はあわてて、車をさけて急いでそこまで走ったが、見つからない。午後9時頃だ。

警察の遺失物に届けたり、近所の飲食店街の人に、もし犬をみかけたら電話くださいと番号を書いた紙を渡して歩いた。リードをぶらぶらした男に、突然暗闇で「犬を見ませんでしたか?」と声をかけられて、ぎょっと驚くカップル。俺は、怖い顔をしていたからかもしれない。

妻もいっしょに探したが見つからない。車に戻るのではないかと、その場所から移動せず、山盛りのドッグフードのご飯皿を置いて、帰ってくることを期待した。それしかない。

もういちど周辺を見ようと、100mほど離れたコンビニに向かった。そのとき、駐車場から出てきた女性が、後ろを振り返りながら歩いている姿が目に入った。もしかしたら、と思ったら、案の定、犬は、その女性の後を追っていたらしい。たぶん、食べ物を買った女性に物をもらおうとして付いてきたのかもしれない。

俺は持っていたドッグフードの袋を地面にたたきつけて大きな音を鳴らし(いつもドッグフードの袋を開ける音に反応するので)、ドッグフードをばら撒き、「ヴィーノ! お座り!」と叫んだ。すると、女性のほうから、こちらに気がつき走ってきた。

ドッグフードを待つときだけは「お座り」するので、チャンスはこれだけ。名前を呼んで来るような忠犬にはしつけていない。

うまくいった。「お座り」して止まった瞬間、首輪をつかんだ。「この、バカやろう!」

飲食店街を探していた妻に電話して「捕まえた」といったら「よかった」といった。「ほんとに。こんなところでいなくなったら、うちに帰れないんだぞ!」 犬は、反省しているように、うなだれた。

警察に電話して、さっきの遺失物届けを取り下げてもらった。「いつ、捕まえたんですか?」「今、さっきです」「と、いうことは、10時40分、確保でよろしいですね」「はい。お手数かけました」

犬は、毎日、車に閉じ込められて、監獄状態なのだろうか。網走で脱獄するとは。今までも脱走した事があるので、注意していたが、うっかりした。

それにしても、運よく「確保」できたが、もし見つからなかったら・・・と想像して、夜、寝付かれなかった。


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妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (53) 網走の北、能取岬

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網走の北にある、能取岬。

ここは、蜃気楼によって朝日・夕日が、いろんな形に変形して見えるところだそうだ。

能取岬の灯台は中国映画のロケ地にもなったようで、中国語の看板が立ち、中国人観光客がやってくる。

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これがポスター。(阿寒湖の町に貼ってあった)「非誠勿擾」というタイトル。

オホーツク海にせり出した断崖絶壁は原生花園だ。この日の夕日は、残念ながら(?)普通に丸いまま沈んだ。

そして、この夜、網走市内に戻って、とんでもない事件が起こった・・・。


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