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2009/12/30

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (140) 海上に現れたUFO

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浦島伝説の残る荘内半島の海上の丸い島。

浦島太郎が竜宮城から帰ってみると、その間、数百年も経っていたという。

光速に近い猛スピードで走ると、周りと比べて時間が遅れるということを相対性理論は予想する。

これを「ウラシマ効果」という。

浦島太郎は、高速で動く円盤に乗ったから時間が遅れたんだ、などというSFまがいの話と結びつく。

竜宮城は宇宙人の故郷か? と、すると、「亀」とは、UFO(円盤)のことなのだろうか?

竜宮城が、もう地球上にはなくて、宇宙の星に求めるしかない(or 求めたい)のは、現代人らしいおとぎ話と言えるのかもしれない。。


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2009/12/28

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (139) 浦島伝説が残る荘内半島

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香川県荘内半島の紫雲出山から見渡す瀬戸内海の島々。

荘内半島には、浦島伝説が残っている。

でも、浦島伝説が残るところはここばかりではなくて、全国20数ヶ所以上に及ぶという。

浦島太郎が亀を助けたかもしれない海岸には、亀ではなくて、テレビが打ち上げられていた。


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2009/12/27

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (138) 道後温泉と松山城

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日本最古の温泉として知られる道後温泉。

道後温泉本館は明治27年に建てられた木造三層楼。何度か訪ねている温泉だ。

昔は、もう少し道は狭くてごちゃごちゃしていた気がする。今は、広い道になって駐車場やホテルがたっている。

道後温泉本館は、入浴コースによって、値段も接待もさまざま。一番手ごろな神の湯階下は400円。地元の常連たちも利用する、銭湯感覚の温泉だ。

男風呂は、脱衣所はひとつだが、東・西と、湯船がふたつある。庵治石の湯釜には、万葉歌人山部赤人の長歌が刻まれている。

湯煙の中に身を浸していると、なんだか中国の温泉にでも入っている気分だ。湯船はごつごつした肌触りで、水深が1.2mほど。温泉の湯船にしては深い。そのせいもあってか、体の心から温まる。

NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』でも登場した温泉だ。


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2009/12/25

棚田写真展示のお知らせ  「星の市」 詩と染めのコラボ市場

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「星の市」 詩と染めのコラボ市場

メインは、詩人 宮尾節子/染 はるたかほのコラボ展の展示販売
他、青柳健二の棚田写真パネル展示

会期:2010年1月 2・3・6・7・8日
    (4・5日は定休日)

時間:10:00~4:00

会場:飯能「店蔵絹甚」
    埼玉県飯能市本町2-2

    店蔵絹甚公式ホームページ

    宮尾節子のブログ

    工房さくらいろのいえ


イベントもあります(イベントは有料です。詳細はお問い合わせください)

3日 14:00 畑花菜 音楽ライブ + 宮尾節子 詩の朗読

6日 13:30 力丸潮 篠笛演奏 + 宮尾節子 詩の朗読 / Noriko(カナダより来日) パントマイム

7日 14:00 青柳健二の棚田のスライドショー


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2009/12/24

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (137) 犬寄峠

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「犬」の付く地名に引かれて、道の駅ふたみから犬寄峠へいってみた。

愛媛県内子町から伊予市に抜ける峠道。

犬寄峠は、もともとは旧国道の峠で、俺たちが双海から上ってきた道とは交差している道だった。

昔、飛脚が犬に襲われるなど、犬が多かったことからこの地名が付いたようですと、地元の人はいう。

道標があるというので探してみた。

「赤海・平岡・右犬寄峠へ」「下り郡中近道・右中山・犬寄女子青年団」という道標は、道の片隅の草の中から「発見」した。

今は、国道が、この旧国道の下、トンネルで通過している。犬に襲われる心配はもうない。


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2009/12/23

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (136) 内子町八日市・護国の町並

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約600mに約120棟の建物が立ち並び、このうち90棟が伝統的な民家。浅黄色と白漆喰で塗られた壁が続く通りは、ベトナムの世界遺産ホイアンの古い町並みを思い起こさせる。

通りから入ったところに活動写真館の建物。(写真中)

大正5年(1916年)創建の内子座(写真下)は、木造の劇場。歌舞伎、人形芝居、落語、映画などが上映され、人々に娯楽を提供してきた。


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2009/12/22

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (135) 内子町の屋根つき橋

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屋根つき橋が保存されている内子町へ行った。

街を抜けて、麓川に沿った県道を進むと、河内地区の田丸橋が現れる。

昔は、麓川流域に10ヶ所ほどかかっていた屋根つき橋も、現在内子町には、田丸橋を含めて3ヶ所だけだ。

田丸橋は昭和18年の洪水によって流失したが、翌年地元の人たちの手で再建された。

さらに上流に向かうと、弓削神社の池にかかる屋根つき橋がある。

山の高いところは雪化粧していたが、橋にもぱらぱらと雪が舞っていた。


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2009/12/21

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (134) 宇和島のみかん畑

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宇和島のみかん畑。

収穫後の畑が多かったが、景色は最高。宇和海に面した山の斜面が、ぜんぶみかん畑というのはすごい。


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2009/12/19

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (133) 西海町

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愛媛県南西部、西海のキラキラ輝く海に浮かぶのは、魚の養殖場。

ここでは、タイやシマアジの養殖をしているという。


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2009/12/18

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (132) 宿毛の道の駅

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道の駅すくもに泊まったとき、ふたご座流星群のことを教えてもらったので、夜中に起きて、星空を眺めた。

オリオン座とふたご座の間で、30分間で数個見ることができた。普段なら夜中じゅう見ていても、1個流れるかどうかというくらいだろうから、やっぱり30分で数個、というのは多いのだろう。

残念ながら、写真には写らなかった。レンズを向ける方向が違っていて、流星は、画面の外になってしまったようだ。


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2009/12/17

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (131) 竜串海岸

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四万十市から四国最南端、足摺岬を目指す。

暖かく、亜熱帯のジャングルを歩いているようだ。

足摺岬から、3千万年~6千万年前の砂岩が浸食された奇岩が連続する竜串海岸へ。

ここも1周25分程度の遊歩道があるが、ごつごつした岩場を歩くと、まるで竜の背中の上にいるような気分になる。

ブラッドベリの小説のような、SF的景観だ。


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2009/12/16

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (130) 中土佐町の沈下橋

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中土佐町の四万十川にかかる沈下橋をみにいく。

沈下橋とは、川が増水しても橋が流されないように、欄干がない橋。

長野の沈下橋(下)、と久万秋の沈下橋(上)。


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2009/12/15

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (129) 梼原町の茶堂

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梼原町の坂本龍馬脱藩の道ぞいにある茶堂。

県境を越えると、愛媛県城川町だが、ここにも多くの茶堂が点在する。

茶堂は四方の方形の木造建築で、壁が一面しかない開放的なつくりになっていて、棚が設けられ、弘法大師、大日如来、馬頭観音などの石仏がまつられている。

昔から旅人や行商人が休息し、村人からお茶の接待を受けていたという。「茶堂」と呼ばれるようになったのはそのためだ。

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2009/12/14

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (128) 高岡慎太郎の墓所

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中岡慎太郎の遺髪を収めた墓所が、北川村柏木の松林寺跡にある。

中岡慎太郎は天保九年(1838年)、柏木の大庄屋の長男として生まれ、坂本龍馬といっしょに活躍した幕末の志士。

近所の88歳になるというおばあさんと偶然出会い、犬連れ旅人の俺たちを、墓所まで案内してくれた。


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2009/12/13

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (127) 桂浜

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高知市の南、坂本龍馬の像が立つ、景勝地として有名な桂浜。

太平洋の荒々しい波が浜に打ち寄せる。

海嫌いなはずのうちの犬が、やけに興奮する。岩場に立ち、波風に耳をなびかせる。

近くに闘犬会場があるので、犬の匂いがしたためかもしれない。


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2009/12/11

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (126) 徳島県海南町

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徳島県に入り、日和佐で泊まり、海沿いの国道を南下する。

海南町の朝の海。

お遍路さんが大きな荷物を背負って通り過ぎていった。


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2009/12/10

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (125) 淡路島の棚田

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亀岡市から神戸に出て、明石から「タコフェリー」で淡路島に渡った。フェリーは明石海峡大橋をくぐって、岩屋に着く。乗船時間は20分。あっという間だ。

橋のたもとの道の駅あわじで、犬と橋の写真を撮る。

そのあと島の中ほど、山間部に上ると、そこは棚田地帯だった。

今日も暑くて、顔がひりひりする。日焼けしてしまった。

夕方、島の西側、一宮町のパルシェ香りの湯で温泉に入った。道の駅あわじに戻り、ライトアップされた橋の写真を撮り、泊まる。

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2009/12/08

妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (124) また旅。今度は四国へ。

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ふたたび犬連れ旅に出た。

今回は、四国の予定。時間があれば近畿も。

12月に入ったので、朝晩の冷え込みはきついが、日中はまだ暑いくらいだ。

犬は、旅に慣れたのか、あるいは、運悪く旅好きな飼い主に当った天命を呪って、ふて寝をきめこんでいるのか
、出発してすぐに、グーグーいびきをかいて寝てしまった。

国道1号線をひたすら西へ走り、京都から国道9号線で亀岡市まで。

ここの道の駅に泊まる。


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2009/12/05

富田和明 和太鼓ライブ

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富田和明 冬の詩2009 門天和太鼓ライブ

冬打、宇宙(そら)打、太鼓打!2009


昨日と、今日(12月5日)は、門前仲町で、友人の和太鼓奏者、富田和明氏のライブです。写真は、昨日のライブの様子です。

コミカルな演出は、富田さんらしいと思いました。でも、そこをあまり強調してほめると、本人は嬉しくないらしい。

もちろん和太鼓の、腹に響いてくる音とリズムに、人間の原始の感覚を呼び覚ますような力を感じたのはもちろんのことです。

電網・打組


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2009/12/04

昨日は、秩父夜祭

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昨日の秩父夜祭はどうだったでしょうか。

今年は行けなかったので、写真は、去年のものでかんべんしてください。


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2009/12/02

写真展『秩父桃源』終わって(2)

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(写真は、去年2008年の夜祭)

今日12月2日と明日3日は秩父夜祭です。

「秩父」というと、「秩父夜祭」「長瀞の船下り」「芝桜」などのイメージが強いんだなぁと、あらためて思いました。

なので、小さな祭りの写真が多かった今回の写真展を見たお客さんの多くは、「秩父って、こんなところだったんですね」「こんな祭り、やっているんですねぇ」と驚くのでした。

祭りや儀式や伝統芸能の多さもそうですが、風景のバリエーションの豊富さにも驚きます。

そういえば、俺も1年前は同じだったのです。「秩父札所」くらいしか行ったことはなかったし。

秩父は、知れば知るほど、こんなに面白いところなんだと気がつくのですが、行くまでは、秩父のイメージが固定されていて、なかなかその先への興味がわかないということかもしれません。

「知らないだけなんだ」 

俺がそうだったので、そういう人は多いと思います。知ることで、秩父の奥深い魅力を再発見できるのではないでしょうか。


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2009/12/01

写真展『秩父桃源』終わって(1)

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写真展「秩父桃源」が今日で終わりました。

最終日は、秩父の伝統食「つとっこ」作りを撮らせていただいた奥さん、その旦那さんと娘さんが見に来てくれました。

写真展だけのために、片道3時間かけて浦和までやってきてくれました。今朝、鹿が出たそうで、鹿の被害が出るとわるいというので、すぐ帰って行きました。

今から20年前、中国雲南省で出会った少数民族の人に、「こんな人が世の中にいるんだなぁ」と、心あらわれる思いがして嬉しくなったのでしたが、まさに、彼ら家族にまた同じような感じを受けました。

俺が写真展のタイトルを「秩父桃源」としたことは、間違っていなかったと確信しました。

「桃源郷」というのは、捜し求めているときにしか存在せず、たどり着いた瞬間になくなるもの。そんなふうに思っていますが、秩父に「桃源」を重ね合わせたのは、やっぱり俺の「あこがれ」であるということなのです。

俺の、秩父に対する「あこがれ」は、80年代後半から90年代前半によく通っていた雲南省での思い出そのものなのかもしれません。そういう幸せな一時期、現実的には、絶対過去には戻れないことを知りつつも、求めてしまうという「あこがれ」。それが秩父にあったということなのです。

だから、「桃源郷」という表現は、まったく個人的なものです。秩父の姿を借りて、雲南で体験した「幸せな日々」=「桃源郷」を表わそうとしているのかもしれません。秩父に、雲南で感じた「桃源郷」と同じ匂いを感じたということだと思います。

そういえば、「宮崎駿監督、映画哲学を語る」の中で、

結局「楽園というものは自分の幼年時代にしかない、幼年時代の記憶の中にだけあるんだ」ということが分かりました。親の庇護(ひご)を受け、多くの問題を知らないわずか数年の間だけれども、その時期だけが楽園になると思うようになるのではないでしょうか。

ということを言っています。「桃源郷」も「楽園」も、自分自身がその真っ只中にいるときは、それに気がつかないもの、ということはいえるんでしょうね。


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