世界で一番「おいしい」仕事
去年オーストラリア・クイーンズランド州が募集した「世界一素晴らしい仕事」。日本人の女性も最終選考の候補に残り話題になりました。
選ばれたのは、ベン・サウスホールさんというイギリス人男性でしたが、半年間契約の仕事は去年12月いっぱいで終わったというニュースを先日やっていました。
平均睡眠時間が5時間くらいしかなくて、辛かったそうです。スケジュールがいっぱいで。ダイビングしたり、クルーズに出たり、釣りをしたり、泳いだり、食べたり、ビデオの編集したり、ブログをアップしたり・・・。でも、特別の体験が出来て満足感はもちろんあるようですが。
俺も応募したかったのですが、自他共に認める「リゾートが似合わない男」なので、書類選考で落とされるのは目に見えていたのでやめました。
それはさておき、俺も今まで外国でもいろんなバイトをしました。
フランスでのブドウ摘みの仕事「ヴァンダンジュ」や、パリでのギャルソンの仕事については前に書いたので省略します。
今から思えば、ちょっと怪しいバイトもありました。今もって、自分がやった仕事を完全には把握していないのですが。(時効だと思うのでいいでしょう〉
それはパキスタンのラホールでのバイトでした。
宿の主人に頼まれて、あるホテルのバーへ行き、数本のウイスキーを買ってくるというバイトなのです。
たぶん、こういうことではなかったかと思います。パキスタンもイスラムの国で、アルコール類は公には手に入りません。ところが、外国人は例外だったようで、そのホテルのバーでは、パスポートを見せると酒が買えたのです。
宿の主人は、俺をタクシーでホテルに連れてゆき、中のバーの入り口まで付き添って(逃げられないようにか)、俺が買ってきたウイスキーを受け取ると、すぐホテルに戻りました。
そのバイトの報酬は、ラホールからカラチまでの列車のチケットでした。
たぶん、主人は自分で飲むわけではなく、誰かに転売するのが目的だったのではないでしょうか。
「おいしい話」には注意しないと・・・。
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