旭化成CMの棚田(千枚田) 「輪島市 白米千枚田」
Asahi KASEI (旭化成)サランラップCM広告の棚田は、石川県輪島市「白米千枚田」です。
「オリザ館(アジアの棚田)」にも白米千枚田のページがあります。
オリザ館は、URLが変わりました。お気に入り・リンクの変更をお願いします。http://asia-photo.sakura.ne.jp/oryza/
こちらは2010年6月上旬撮影の棚田写真です。
「白米の千枚田」
白米(しろよね)の千枚田は、輪島市内から能登半島を東へ8km、日本海沿いの斜面に拓かれています。平成13年には国の名勝に指定されました。棚田を見渡す場所は、道の駅「千枚田ポケットパーク」になっています。
中世末期に能登が加賀藩領になると、白米は、海岸の塩田での塩つくりと、新田開発の村として文献に登場します。
道の駅の看板には、狭い田を象徴するような民話が紹介されています。
「昔、田植えを終えた夫婦が田の数を数えたが、2枚足りない。あきらめて帰ろうとして蓑を取ったら、下から2枚の田が現れたという」
輪島市では、白米の千枚田を観光地として位置づけ、地域ぐるみで保全活動に取り組んでいます。秋には、ボランティアの手伝いのもと稲刈りが行われ、千枚田を式場にして「棚田結婚式」も行われています。
海に面した棚田は、韓国にもありますが、狭い島国でもなるべくたくさんのコメを作ろうとした日本人の知恵の形です。
CMでも、日本伝統の「もったいない」文化に触れていますが、棚田そのものが、「もったいない」の精神が形になったもの、といえるかもしれません。
NPO棚田ネットワーク発行の平成29年(2017年)版「旧暦棚田ごよみ」
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コメント
ミュウミュウパパ さん
コメントありがとうございます。
白米千枚田は、美しい棚田です。
今後とよろしくおねがいいたします。
投稿: あおやぎ | 2010/01/25 12:01
私も旭化成さんの棚田の写真を見て
どこの 誰の 写真と グーグルで検索
このブログにたどり着きました
ハイ アラ エッサッサー
http://ameblo.jp/rivermiumiu/entry-10441558549.html
投稿: ミュウミュウパパ | 2010/01/24 13:47
そうでしたか。てっきりあおやぎさんの
写真かと勘違いしていました。早とちり。
良い写真でしたね。
投稿: SCHOP | 2010/01/19 20:02
残念ながら私の撮影ではありませんが、すばらしい棚田の風景です。
海に面した棚田は、ほんとうに日本的です。
投稿: あおやぎ | 2010/01/18 23:02
朝刊を広げてびっくりしました。これは
あおやぎさんの撮影?!コメントを入れようと
思ったら記事になっていました。
素晴らしい棚田にポチします。
投稿: SCHOP | 2010/01/18 18:49