山形のフォーラムでは
23日に開かれた山形市での『農山漁村の資源活用フォーラム』、3つの分科会のうち、俺は、株式会社 玄の代表取締役である政所利子さんの「地域資源を活かした商品開発と地域活性化」に参加しました。
普段、写真家なんかやっていると、経済には関心が薄くなりがち。そういう意味でも興味深かった。
人が旅行したとき、土産を「誰のために買うか?」というと、「自分のため」というのが最近けっこう多いことを知って面白いなぁと思いました。家族のためや、職場のためではなく・・・。そこを狙うというのがみやげ物を作る・売る上での戦略になるそうです。
今、地方の旅行に求められているのは、「地域性」「土着性」ということでしょうか。そこに行かないと「買えない」「食べれない」ということが重要なのかな。
といっても、地元の人が、眠っている地域資源にはなかなか気がつかないものです。ずっと昔からあるので、当たり前だと思ってしまうし、価値のあるものには思えません。
田舎人の奥ゆかしさもあるんでしょうか。「田舎のものは、街の人の口に合わないべ~」とか「こんなところ、不便でだれも来なえちゃ」とか。
でも、そういうありふれたものが、実は、その地域の「宝物」なのですね。
それをどうやって気がつくか? やっぱり「外からの目」が必要なのかもしれません。
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