妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (168) 那覇の豚頭と銭湯
那覇の公設市場で売られていたのは、豚の頭。中国の市場で見慣れた光景だ。「ミミガー」美味しそう。
那覇の銭湯については、ツイッターで書いたが、あのあとたまたま読んだ「琉球新報」に、銭湯(ユーフルヤー湯風呂屋)の話題が出ていた。
それによると、沖縄の銭湯は、那覇に3軒、沖縄市に1軒しかなくなったという。家庭風呂の普及でなくなったが、この「日の出湯」は、貴重な沖縄の銭湯文化の生き証人だ。
番台で350円を払い、暖簾をくぐると、脱衣所、風呂場になっている。つまり、脱衣所と風呂場の仕切りがない。そして下駄箱が風呂場にある。ある人の説では、靴が盗られないように、湯船のほうを向けてあるというのだが、本当だろうか。
風呂場は10m四方。真ん中に、2.5m四方の湯船。3人入ったらいっぱいだ。
壁に、熱湯と冷水の蛇口、シャワーはないので「ケロリン」の黄色い洗面器でお湯を満たして掛けるしかない。
不思議な雰囲気だが、俺は、那覇で一番気に入った場所が、この「日の出湯」だった。
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